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【映画感想】今更と言わせない!消防士映画の金字塔!


■鑑賞日

令和5年7月15日

■映画名

バックドラフト

■個人的点数

75点 普通に楽しめる良作。とにかく火災シーンは圧巻!

■概要

お馴染み?の東宝シネマズが開催している「午前10時の映画祭」に、今作がやってきました。消防士映画(そんなジャンルは無いかもしれないけど)の金字塔であり、一定の年齢層の方は名前くらいは聞いたことのある、有名な作品かと思います。けど・・・私、実は所見でした。いや、こんなに映画を観るようになったのは、ここ数年でありまして。汗
というわけで、このチャンスを逃すまいと視聴してきました!映画館で観られて良かったと言い切れる良作でした。むしろ、映画館じゃないと駄目じゃないかとさえ思います。この迫力、テレビの視聴では伝わらなかったと思います。(少なくとも私の居住環境では。)
では、徒然なるままに行ってまいりましょう!

■徒然なるままに

◎内容は意外だった

正直、まったく知識は無かったため、内容に少しビックリしました。というのも、勝手なイメージとして大きな火災現場での消防士の活躍を描くのかな?と想像していました。ところが、実際は放火魔を絡めたサスペンステイストの話だったとは。いや、勝手に想像していただけなのですけどね。笑

◎圧巻の火事場演出

当作品の全て。と言ってもいいポイントです。劇中で数回ある火災現場のシーンは、どれも圧巻の映像で攻めてきます。こんなにも炎を巧みに、大迫力で描いている作品を、他に知りません。まるで意思をもっているかのように動きまくる炎に、思わず身を乗り出して鑑賞してしまいました。当作品の撮影時は、今のようにCGは発展しておらず、全てを本物の炎を利用していたとか。(間違っていたらスイマセン。)単純明快に、凄いです。この臨場感は、CGでは作れないのかもしれません。今作の題名ともなっている、バックドラフト現象の演出は、特に「ゾクッ」とするものがあります。

◎ちなみにストーリーは・・・

正直、普通と言わざる得ない内容です。放火魔の正体も、主人公である兄弟の話も、かなり浅め作りといえます。しかし、逆に理解をしやすいともいえ、今作においては、それくらいの案配で良かったのかもしれません。
話の展開事態は、店舗も良く、飽きさせないように作られているとは思います。最後に主人公から黒幕に叩きつけるセリフは、とても爽快感がありました。

◎ラブシーンはお約束

アメリカ映画にお約束のラブシーン。今作もあります。うーん、こればかりはどうしても受け入れにくいです。はっきりって、ラブシーンっていらないと思ってしまう派です。映画に必要なアクセントの場合もあるものの、ほとんどの映画で必要ないと思うのです。

◎何度でも言います

良い作品は色あせない。何度目かわかりませんけど、何度でも言いましょう。何年たっても、どんなに古臭くても、最新技術が使われていなくても、それに変わりはありません。制作者の魂がそこに籠っているからです。
今回のように、過去の名作を映画館で観ることの出来るのは、東宝シネマズさんのおかげと思います。心より、感謝を!そして、これからも引き続き、名作を上映し続けて欲しいです。

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