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【映画感想】警察映画とおもったら・・・ちょっと違いました。汗

■映画名

ヘルドッグス

■鑑賞日

令和4年9月23日

■概要

内容は、わけありの元警察官が潜入捜査をすることになるという、よくあるストーリーです。個人的に、映画館でアクション映画を観ることが少なかったのですが、最近、岡田准一さんのアクションを観る機会が多くあったため、興味が出たので観てみました。結論からいいますと・・・面白かったものの、朝に観る映画じゃなかった。笑
自分は、朝一映画が好きなので、映画鑑賞は朝に上映(午前7時~8時頃)しているのを狙っていくことが多いです。今回の作品は、後味も爽快な感じではないので、少々失敗しました。もちろん、作品のクオリティには何の関係もないです。しかしながら、作品によっては、観に行くときの時間帯もよく考えないといけないな~。と強く感じました。笑

■徒然なるままに

◎警察映画かと思ったら

映画の宣伝や、公式サイトの概要から想像したのは、警察官が潜入捜査をし、敵組織を打倒していくような話を想像しておりました。が、内容はほとんど敵組織に潜入した主人公が、ハチャメチャな活躍をする映画です。
いや、確かに警察官潜入捜査物ではあるのですけど、ほとんど警察が登場しないため、存在感が薄くなってしまってます。それゆえに、組織側の存在感が極端に強く仕上がっています。原作は元々そういう話みたいですけども、宣伝の仕方は、少々ミスリードを誘う形になっていたように思えます。(確かにダークヒーローとはいっておりましたが。』とはいえ、十分に楽しめる作品なので、ご安心ください。

◎坂口健太郎さんの役は・・・

主人公の「相性98%の相棒」として登場する、組織の若手を演じているのが、坂口健太郎さんです。今までの印象は、爽やかな役回りが多く、正直どうなんかな?と思っていましたが、やっぱりイマイチと言わざるを得ませんでした。演技は十分に上手いし、アクションも経験を積んでいない割には、とても良かったのですけどね。なんというか、イメージって怖いです。多くの人が望んでいるパターンではないかなと感じました。しかしながら、今まで演じてきたことが無い役に挑戦することは、役者にとって大事なことですし、そのチャレンジには好感が持てます。今後は、アクション映画にも対応できるんかもしれないですね。期待です。

◎岡田准一さんのアクション最高!

今回の映画も、やっぱりアクションが醍醐味です。岡田准一さんのアクションは変わらずに素晴らしいです。どちらかと大人しめではあるものの、ケンカスタイルのアクションが、とってもカッコいいのです。たまにメイキングとかをTVとかで特集されていますが、本当に凄いなと思います。実はファンなにかもしれないと思い始めました。笑

◎ストーリーは駆け足過ぎる感じ満載

めちゃめちゃ駆け足でストーリーが進みます。登場人物も多く、それぞれにバックグランドも準備されており、本来は重厚な設定が盛り沢山!な雰囲気だけは、感じ取れます。あまりに駆け足に進むので、感情が付いていかない人も多いのではないかと思われます。自分もそうでした。笑
どうやら、原作は長編小説なようです。ゆえに、映画で全てのストーリーを表現するのは困難だったのかなと推測しました。個人的にはネットフリックスの連続ドラマとかで作成すると、深く物語を楽しめそうなんですよね。なお、ラストは賛否両論分かれるところでしょう。

◎意味はわからなくても飽きないから凄い

前述したように、ハイスピードで物語が展開していくので、意味が解らないことも多いのです。しかし不思議と飽きません。没入感は確かにありました。これは、一定の面白さがあった証拠かなと思います。ちなみに、この手の作品にありがちな「エログロ」はかなり抑えめです。これも好感が持てるポイントです。

◎全体として

この手の映画はたまにしか鑑賞しないので、新鮮かつ楽しく過ごせました。細かい設定は沢山あるようですけども、エンターテインメントとして、感覚で観る方が楽しく観ることができるかな?と感じました。
アクション映画が好きな人は、一度くらい観てみても後悔はしないかと思います。

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