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【マインドセット】人はミスをする生き物

最近、仕事をしていて改めて思うことがあります。
人はミスをする生き物である。これです。
元々は、私の尊敬する経営者の方も話していたことで、私の言葉ではありません。しかし、真理だと思いました。
今回は、このことについて、多少のアレンジを加えてお伝えします。

◎人間は間違える生き物

どんなに優秀な人であってもミスはします。(皆さんも判っていることだと思いますけども)もし、「絶対ミスをしません!」と自信満々に言う人がいたら、それは詐欺師か夢想家か阿呆でしょう。
ミスをしないのは機械です。人間が指示や操作を間違えない限り、機械はミスをしません。AIの発展した未来はともかく、現時点では機械自体はミスをしないと言えます。いつでも、間違えるのは人間なのです。
しかしながら、優秀な人ってミスしないように見えますよね。わかります。私の周りにもそういう完璧人間っぽい人いますから。
しかし、その人達は本当にミスをしてないのでしょうか?

◎ミスを防ぐ方法5選

優秀な人間は、ミスを起こさないように行動しているだけです。人間は完璧にはなれないという事を前提にして物事を考えているからこそ、ミスを回避できているという事です。
そこで、私が考えるミスを回避する方法を幾つか上げたいと思います。

・マニュアルを活用する

原則、マニュアルの確立している作業は100%マニュアルの通りにするようにしましょう。たまに、良かれと思って独自性を出そうとする人もいます。しかし、それは避けるべきでしょう。仮に問題があり、変更をする必要のあるマニュアルだったとしても、一旦は既存のマニュアルに従うことをお勧めします。改善するのはそれからでも遅くはありません。

・適材適所で解決する

人間には、それぞれ得手不得手があります。たまに、どんな事もサッとこなしてしまう人もいますけど、それは外れ値であり、人間には得意分野というものがあります。泳ぎの得意なペンギンに、鳥なら空を飛べと言っても意味のないことですよね?極端ではあるものの、それと同じことです。
得手不得手は、誰でもあります。細かい作業は苦手だけど人を動かすのが得意な人もいますし、コミュニケーションスキルは足らないけどExcelは得意な人もいるでしょう。餅は餅屋。苦手な事をあえてやらないという選択肢もあるという事を忘れずに。

・手作業を減らす

当たり前ですが、人間の手作業はミスの温床です。もちろん、手作業をしなくてはいけない部分もあるでしょう。しかし、極力減らすべきです。
わかりやすいのは、手書きの書類でしょうか。明らかにルーティンワークなのであれば、システム化して手作業をなくすべきですし、それが難しいならExcelを利用した、簡易的なシステム化でもいいでしょう。とにかく、手書きや人による手作業を減らすのです。
面倒なのは最初だけです。先に苦労して、後から楽になりましょう。」

・作業を始める前に十分に吟味する

仕事をする際、すぐに作業に取り掛かる人は多いでしょう。それ、やめましょう。兵は迅速を貴ぶと言いますし、全てが間違っているとは思いません。既に経験があり、十分に理解している作業であれば、それも良しです。しかし、初めて行う作業や企画書の立案などの場合、話は違ってきます。
完遂するまでの行程をしっかりと考え、起こりうるミスを分析し、対応策を考える。そうすれば、そもそものミスも減ると同時に、問題が起こった際の速やかなリカバリにも繋がります。でも、考え混み過ぎに注意!時間制限は持って取り組みましょう

・罰を作る

人間っていう生き物は怠惰です。ちょっと油断すると直ぐに楽な方に流れてしまう。これは人間の性なのでしょう。そうならないために手っ取り早いのは、罰を設定することです。普通の人が犯罪をしないのは良心だけではなく、罰を受けることによる自身への負担の回避もあります。設定する罰の内容にもよるものの、ハードルの高い手法です。(実際、自分も導入し、上手くいかなかった事があります。)
ただし、うまく機能させることが出来たならば、大きな効果を得られることは間違いありません。

◎仕組みで解決していこう

というわけで、ミスを減らす方法を書いてみました。主にビジネス向けではありますが、プライベートでも通用する内容も多いです。
ちなみに自分も完全に出来てはいないです。しかし、今回紹介したような考えを、根底に持っていることは重要な事であり、そこには大きな差があります。

自己流にアレンジをしているものの、元々が引用している内容であるため、既出の内容も多くあったとかと思います。
それでも、誰かのためになったなら嬉しいです。


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