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ファッションデザイナーがヨーロッパ14カ国を一ヶ月30万で放浪してみた記録/第二話「グーグルマップの道案内は機能しない」

ギリシャは特に何か見たいものがあって来た国ではなくて、日本からヨーロッパに来るとして、一番航空費が安い場所がギリシャ・アテネだったから来た場所だった(片道50000円)。

約30時間のフライトを終えて

早朝、ギリシャに着いて、軽食を食べて、有名な観光地や史跡、アンティーク通り、市場を歩き回ったあと、昼過ぎにはもう、飽きたかもと思った。

ヨーロッパで最初に入ったお店
そのお店のサンドイッチ フランスパン一個分で作ったみたいな量 3.8€(610円)
ジュースコーヒートーストが0.8~0.9€(140円弱) ギリシャはヨーロッパの中では比較的物価安


次の街へ向かおう。
ギリシャの次に行きたい国は、ギリシャの北・地中海沿いにある国・アルバニア。
その国は、今回の旅の準備をする上で結構上位で気になってる国だった。

でも急ぐわけでもない、グーグルマップを使って、なんとなく地中海側・北側に向かいながら、街と街を移動してれば、なんとなく国境近づいて、アルバニアに着けるだろう。と思ってた。

その軽い判断が、その後数日間の旅をハードな行程に変えることも知らず。

結論から話すと、グーグルマップで表示される案内ルートは、大体あてにならないということだ。
ギリシャからアルバニアに近づこうと、まずは地中海沿い・西ギリシャのパトラという港町へ、電車とバスを乗り継いで向かう。


水際を走る車窓はきれいだった
雲間から差し込む日差し。ギリシャ来てから一番感動した光景。
世界遺産の遺跡もいいけど、こういう一瞬だけの自分だけの風景に胸は熱くなるよな。
移動費は日本円で2300円くらい。
山の上に十字架があって気になった。

しかし、乗り換えたバスのナンバーは、グーグルマップに表示されていたバスのナンバーとは別で、乗り換え時に近くにいた子が教えてくれたバスで、半信半疑で乗り込みながら、到着した感じだった。

パトラに到着した時間は、グーグルマップに載ってた到着時間よりも大幅の遅く、ほぼ深夜。お店はほとんど空いてなかったけど、外を歩いてる人達の中には子供や老人、女性もちらほらいて、治安が悪そうな印象はなかった。

イギリスの王手コンドームメーカーの調べによると、ギリシャ人のセックス頻度は世界一らしい。それを象徴するかのように、町中にこういう感じの自販機がジュース自販機よりも多くある


ホテル予約アプリで海沿いのホテルをチェックインするもの、これも地図上に表記されてた位置と全く別の場所にあり、誰もいない真っ暗な海沿いをひたすら歩き続けて見つけられた。

日本からギリシャまでの乗り継ぎ便が30時間ほどだったから、ちゃんとしたベッドで寝付けたのは丸々二日ぶりくらいかもしれない。夜遅くまでやってるスーパーも食べ物屋も見つからず、ホテルの近くにあった売店みたいなところでレイズのポテチと酒を買ってホテルの一室に戻る。

レイズのポテチが美味しすぎて、一ヶ月間のうち15日くらいはレイズのポテチを食べてたと思う。

そんな感じで、ヨーロッパ渡航の初日の夜を超えた。

ヨーロッパ渡航一日目

使ったお金記録
遺跡入場料 700円
ホテルシングルルーム 5100円
空港→アテネ→パトラ移動費 2300円
食費(サンドイッチ・ビール・飲み物・ポテチ)1500円


迷子の松田
やっと手に入れられたホテルキー
安心して眠る松田


nisai 松田直己

https://www.instagram.com/nisaiisyours/



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