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クオリティーは二の次(diary188)

こんばんは!丹路です。
本日は日曜日の投稿です。

3連休で関東に帰ってました。
ほぼゴルフをするためだけに帰ったようなものです。笑
なんだかんだ東京までは2時間半で着いてしまうので簡単に帰れるんですよね。
出費があるのは間違いないですが、繋がりがあってその繋がりを育む、という点では安い出費です。
とても充実した3連休でした。明日からもまた仕事ですが、自分のやるべきことを全うしたいですな。

さて、本日のnoteは”クオリティーは二の次”です。

仕事というのは、個人で完結することはほとんどありません。
これは、サラリーマンでも個人事業主でも同じです。

自分の役割、というのは、社内の他の人からパスされて来たのが大半です。
つまり誰かから仕事を頂いたことで、そのタスクがスタートしたわけです。
同様に自分のタスクが完了したら、そのタスクを受け取ってそこから新たなタスクをスタートさせる人もいるわけです。

つまり仕事とは、長い鎖のようなもので、そのうちのごく一部を自分が担当しているということになるんです。
自分の携わる鎖が単独で存在することなどないのです。

僕の場合は採用をメインで担っているので、上長から「この人数を採用する」というタスクが降ってきます。
そのタスクを担って採用手法を考えるわけです。採用が決まったら、総務や労務にも連携し、従業員手続きやアカウントの発行など、別の人にタスクを振るのです。この段階で、自分が他の人からタスクを受け取り、そのタスクをある程度まで進めていったら他の人に振る、というのが分かると思います。

上記が理解できると仕事で最も重要なことを理解できるようになるはずです。それはクオリティではなく、期限を守ることなんです。
言い換えると、スピードです。仕事が長い鎖のようなものなら、その最終タスクはお客様への納品ということになります。
どんなビジネスであってもお客様がいて、そのお客様のために行うわけですから、最終成果物は顧客の手に届けられるはずだからです。社内も社外も同じです。そんな鎖の一部を自分が担当していて、当然ですが自分の次にも自分からの成果物を受け取って次の鎖を作る人がいるはずです。
彼らは彼らでそのタスクのためのスケジュールを確保しているわけですね。
そのスケジュールには当然ですが納品の期限が定められているわけです。

ということは、自分が期限を守らないと、次の人は受け取ったその瞬間からスケジュールビハインドな状態になるんですね。
自分から1日遅く受け取ったとしても、基本的には彼らの納品期限が後ろにズレることはありません。
それは即ち、自分の次の人に無理なスケジュールを強いているということになるんです。
これは簡単な理屈で、もし次の人が自分の期限を守れなければ、(1日受け取るのが遅れたんだから、完了までの日付けが1日遅れるのは仕方ないとも言えます)、それは自分の知らないさらにその次の人に無理なスケジュールを強いることになるんですね。
その連鎖が最後の顧客のところまで影響したらどうなるのか?
普通はその途中の誰かが無理をして、遅れた分を取り戻しているんですけどね。それが誰なのかを認識していないと社内・社外からの信頼も薄れます。

こう考えたら、自分の納期遅れが、自分以降の全員に影響を与えることなのだということに気付きます。
だから納期は絶対に死守しなきゃならないんですよ。たとえクオリティが60点だとしても、80点で1日遅れるよりはマシなんです。
もちろん60点では許されないタスクもあります。その場合には要求されたクオリティをクリアする必要がありますが、そのことよりもつまりクオリティーを維持することよりも、期限内に完了させることの方が重要なんです。

もちろんこれは関わる仕事の鎖の長さがどの程度なのかによって大きく変わります。
次の人が最終タスクをやる人だというのなら、納期がそれほど重要ではないこともありますが、逆に自分が鎖の最初の人ならば、自分が遅れるイコール、残りの全員に負荷を掛けるということになるんですから。

期限を守れない人って、そのような最後の人がお客様に頭を下げている絵をイメージできないんですよね。
ですから、仕事で一番大事にしなきゃならないのは、期限なのだということを理解する、そして納期を厳守する、これが信用される社会人になるためのファーストステップなんだと思いますね。

組織として動く、というよりも、組織でもプロジェクト単位で追っているものが必ずあります。
そこには期日があって、その期日までに「何をしなければならないのか」というタスクが発生しているわけですから、全体を見て、いつまでに何をしなければならないか、俯瞰してみれるようになりたいですね。
上流工程が1日でも遅れると、その後の動きに必ず影響が出る、ということは強く認識しておきたいものです。
まずは納期を守る、それさえ行えば、関わる人が進捗を確認でき、どのクオリティーで着地させるかも共通認識になりますから。

また来週!!

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