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情緒で勝つ(diary161)

こんばんは!
丹路です。

昨日は左親指にばい菌が入ったので手術をしました。
麻酔をしたので痛くなかったのですが(麻酔が痛かったです)終わった後が超絶激痛で歩けませんでした。
体は資本とよく言いますが、今日の体験で改めて感じました。
今回は仕事において支障は無い部分でしたが、私生活に影響を及ぼすと仕事にも影響を及ぼすので、体調面含めて管理しようと思いました。
手術を選択する以外にも方法はあったと思うので、選択したのは自分だと認識しているものの、手術後の痛みや動きに関しては事前に確認しておくべきでした。手術した方が楽だよ〜という医者の言葉を鵜呑みにしましたが、こんな激痛が後から襲ってくるとは思いもしませんでしたので、どんなリスクがあるかを必ず確認しようと思います。笑

さて、本日は‘‘情緒で勝つ‘‘です。

機能的価値が平準化してきておりますよね。
分かりやすいのが携帯です。3大キャリアと言われておりますが、どこを比較してもさほど変わりはありません。
私は人事に長く属しておりますが、評価制度や管理システムなどたくさんのツールがありますが、一長一短でどこが突出して良い機能かは分かりません。私が知らないだけかもしれませんが、そんなに差はないと思っています。
じゃあ、最終的に"何で決めるか"は、機能ではなく情緒(関係性や関わり)だと思います。
その出来事が先週ありました。

先ほども伝えたように、私は人事に長く勤めております。その中でも採用に長く携わっており、媒体やDR、人材紹介会社など、多くの取引や関わりがあります。
人材紹介会社は特に新しい会社がどんどんと出てきて、1日1回は営業電話がかかってくるほどです。
優秀な人を採用したい会社とのマッチングを図るため、ある種人の奪い合いになっている感覚さえあります。
新しい会社がどんどんと出てきているから、その分求人は増えるものの、紹介会社に依頼する会社はスタートアップやベンチャー企業など、よりスピード感を求めている会社に多くあると感じています。スピード感持って働きたい人が、そのような会社を受けるため、探す企業と人は似てくる傾向があり、それはどの媒体でもどの会社も一緒です。
企業側は人材紹介会社から採用するよりも、媒体やDRから採用した方が安いためいろんな施策を打ってます。
転職を考えている人も、選択肢や機会を増やすために、複数の紹介会社や媒体に登録しています。
要は同じ会社の求人をいろんな媒体や会社から紹介されるということです。

求人票はどの企業も変わらないため、どこ経由で企業を決めるのかにフォーカスが当たってきている印象です。
じゃあ決める理由は何か、、、?

色々あるものの、最終的には「情緒に訴えかける」ことが一番なのかなと。
うちに是非きてほしい!!と言われれば、必要とされていると嬉しくなるものですよね。
あなたが選ぶんでしょ?他にも候補者がいるから、というスタンスは、もう古いと思っています。
「内定を出した=戦略になる」と会社が判断したということなので、何かなんでも取りに行く動きがやっぱり大事だよなと。そこには人的コストも発生しているので。

私は今受け入れる側ですが、どうしても来て欲しい方がおり、たくさん交渉しました。
紹介会社経由なのですが、引越し手当や家探し、エージェントに"直接電話させてくれ!"と伝え、どうしてもきてほしいと訴え続けました。
内定を出した時は2番手だったものの、最終的に「きてほしい気持ちが一番伝わった」と承諾をいただきました。
紹介会社経由なので多大なお金は発生します。
ただし、お金は稼げますが、欲しいと思った人は、逃してしまったらもう来ないかもしれません。
サポートはエージェントがやるべき、エージェントにお金を支払うのだから、その分の対価としてやってくれないと、という気持ちも分かります。
ただし、我々の本質は良い人を採用し企業発展に努めることなので、そんなの関係ありません。
そんな形で強がって承諾してくれなかったら(強がるというか、待つというスタンスなら)絶対うまくはずだったものも、うまくいきませんからね。

垣根を超えた関わりが成功に導く鍵だなと、今回の件で再認識しました。
スタンスはブラさず、これからも芯を強く持ち、熱量をもって仕事に従事していきます。

また来週!!

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