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他者と働く(diary38)

こんにちは!グッド・クルー採用担当の丹路です(@niroshu9526) 

良い天気です!せっかくの天気だったのに、昨日お酒を飲んだせいか眠りが深すぎて起きれませんでしたw
天気予報を見たらずっと晴れ予報で、今年の冬はいい天気続きですね!
家で読書しながら、ちょいちょい仕事をしようかと思います。

鬼滅の刃ブームが凄くて、快活クラブに行って読み漁ろうか迷ってます。
映画もすごい人気みたいですし、、、なんか腰が上がらないんだよぁ。笑
時間ができたら行って読んでみたいと思います。


さて、本日は‘‘他者と働く‘‘です!宇田川さん著書の本、改めてアウトプットしたいなぁと。あとは個人的に読んでの感想をつらつらと書きたいなと思ったからです!。
衝撃を受けた本と言いますか、本当に読みやすいんですよ!プロセスと実践で分かりやすいし、何度でも読み返せる本だなと思っています。
その本を改めて読みながら、色々と書いていきたいと思います。
今日も良いnoteになりそうです^^


他者と働く、わかりあえなさから始める


この本、本当に色々と気づきがありました。そもそも、今の世の中の課題の定義みたいなのも気づきましたね。
今ってネットが普及して、情報もたくさん調べられて大抵のことは解決できます。その中でも解決できない問題を解決していこうよってのがこの本なんですが、それがほとんど組織の中にある問題と謳ってるんですよ。
これは確かに納得しました。いろんな手法や取り組み方って、世にたくさん出てますよね。それこそたくさんのコンサル会社が生まれ、その道のプロがたくさんいる、情報もたくさん手に入るし色々と試して解決を図ることもできる、、、要はそのアクションを起こすまで、そこに至るまでの行動が制限されている可能性があるんじゃないのって話です。

皆さんの会社はどうか分かりませんが、何かアクションを起こすときこれはどうなの?このリスクにはどのように対応するの?このような意見を貰ったことはありませんか?
おそらく、ある方の方が多いのではないかと思います。
反対意見を発信する側は何を懸念するか、自身にデメリットが生じる可能性がある場合です。
問題が起きたときなど、相手に何かしらの痛みが予測された場合と言われています。
そのような状況で合理的に主張しても解決しないんですよね。。。
そこで大切になってくるのが「対話」だと。
対話とは「新しい関係性を構築すること」と書いてありました。そもそも組織とは、人がいて、建物があっても組織はモノとしては存在しておらず、そのモノ自体を見たことが無い、組織とはそもそも関係性で成り立っていると。

じゃあ積極的に対話していけば良いじゃん!と思うんですけど、そんな簡単な問題じゃないw
簡単であれば、すぐに解決している、このような本も出ていない、、、
じゃあ何が原因なの?と、、、この本では、無意識に同じ組織で働いているから、同じ立場、同じ前提だと勝手に認識し、対話が起きにくい状況に陥ってると書かれています。
要は、目的は同じだから理解しあえてると思いがちなんです。そんなはずないですよね。そもそも目的は同じでも、役割や業務は違うわけですから、目的に向かう方法が違うんです。そこの話をしない、対話を積極的にしないからこのような問題が起こるんですよね、まずは「お互いに分かり合えてないことを認める」ところからが必須と書いてありました。
めちゃ納得しましたね。。。お互いの事業部、仕事、分かり合えていないことを認める。すっと腑に落ちました。


課題には4つの課題で分けられる


課題もたくさん種類があって、、、ギャップ型・対立型・抑圧型・回避型とあるそうです。
ギャップ型は「大切にしている価値観と実際の行動にギャップが生じるケース」です。
当たり前ですよね、生きてきた背景が違えば価値観も違うわけですから。
対立型は「お互いのコミットメントが対立するケース」です。
これも分かる。営業と労務ではコミットしている部分が違いますからね(営業は売り、労務は勤怠など)
抑圧型は「言いにくいことを言わないケース」です。
これも首もげるくらい頷いたw人間関係の構築ができていなかったり、言ったらめんどくさいことに巻き込まれるなど、、、手間がかかると危機を感じた場合、言わないでおこう、、、となりますよね。
回避型は「痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために、逃げたり別の行動にすり替えたりするケース」です。
何が本質かを理解したうえで、そのアクションに取り組まないことですよね。離職が相次いでいるのが、‘‘マネジメントが問題‘‘と気づいているのに、ひたすら現場メンバーに研修する、みたいな。。。笑

これらの課題を解決するのは「対話だ!」と謳ってるんですよ。でもよくよく考えるとそうなんですよね。先ほども書いたように、組織ってモノ自体は存在していない、関係性で成り立っているからこそなんですよ。
その中で、この適応課題はどの分類に当てはまるのか?を考えても良いかなと思いますね。


課題解決するための4つのプロセス


これも深かったですね~。
準備→観察→解釈→介入の4つに分けられると。
準備とは、自分のナラティヴ(その物語の解釈の仕組み)を脇に置き、相手のナラティヴを見ようとすることが大事だと。相手ならではの事情や状況があるはずなので、自分のナラティヴとどこが違うのか、その溝を見つけることが大事ですね。
観察とは、どんな枠組みで生きているのか、ナラティヴを知ろうとすることですね。仕事のプレッシャーや関心ごとなど取り巻く状況をよく見ることが大切ですね。
解釈とは、準備、観察を行ったうえで、自分がやろうとしていることが相手にとって意味あるものといて受け入れられるようにするために、相手がどんな状況で仕事をしているのかをシミュレートすることです。自分が今まで言っていたことややっていたことがどんなふうに見えるかを眺めることですね。
介入とは、どう行動に移すかですね。準備、観察、解釈をしたうえで、ある程度相手のナラティヴを把握できているはずなので、どのタイミングで介入していくか、アクションに移していく形ですね。

それが上手くかなければ、再度観察から始め、繰り返してくことで徐々に溝も埋まってくると思います。

僕が一番納得したのは自分のナラティヴを脇に置き、相手のナラティヴを見ようとすることですね。どうしても自分の枠組みで考えてしまう、これは相手側も一緒です。この脇に置く第一歩をしっかりと踏み出せるかが、他者と働く上で大事なポイントの一つだと感じました。


この後実践の内容に入っていくんですが、それもまた深いんですよ。権力に対してどう橋を架けるか、正論を振りかざすだけの人にどう橋を架けるか、実践部分でも読み込める内容になっています。
終始、首がもげそうなくらい頷いていました。笑
内定者の課題本にもしたので、どのような感想が出てくるのか今から楽しみです!
他者と働くって、当たり前だからこそ見ようとしない、というか見えない課題なのかなと思いました。
分かり合えないところから始まり、各々が橋を架ける努力をしていきたいですね!


約3,000字、良い時間でした!この本は何か人との関係性でいざこざが起きた時に何度も読み返そうと思います!w
HRアワードに選出される理由が分かりました。本から色々と気づきを得た後、このようにアウトプットもしていこうかな!

では、また来週!

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