塾講師が語る「中学受験成功への道」祖父母の対応編
割引あり
まえがき
私立や都道府県立の中高一貫校を目指す子どもたちにとって、その学習環境は合否の結果が左右されるほど重要な要素です。目指す中学校の受験情報をもつ地元の進学塾に通う子どもたちが多いのですが、学校が終わってから祖父や祖母の家に行き、そこで過ごすことの多い子どもたちで気をつけなければならないポイントがあります。
私が住んでいる沖縄では祖父や祖母といっしょに住んでいる家庭も結構ありますが、そうでなくても自宅と祖父母の家が近いという環境も本土のほかの地域とくらべると多いようです。
①留守番をさせるより祖父母の家が安心
お父さん、お母さんともにお仕事をしていて、子どもが自宅で留守番という環境は安全面などで心配な点も多いでしょう。その環境より学校が終わったら祖父母の家に行ってもらうほうに安心感があります。また、祖父母としても目に入れても痛くない孫がそばにいることで、とても幸せに感じるはずです。
②孫の心配をする祖父母
実はこの「目に入れても痛くない」ほど大切でかわいい孫、受験勉強に追われる姿を見ているよりも、にこにこと楽しんでいる姿を見ているほうが幸せを感じるのは当然のことかもしれませんね。
塾に通う際なども送迎のお手伝いをするおじいちゃん、おばあちゃんもいます。孫がやる気まんまんで塾にいくのであれば、成長していく孫の姿に期待を持ち幸せな気持ちになるでしょう。ところが・・・。
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