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前回より1ヶ月以上も空いての更新となってしまいました。
こんなに低頻度の、独り言のような文章を読んでスキをして下さる方がいて本当に嬉しいです。
ありがとうございます。

今日はドレミの歌の伴奏音源を載せます。
ICTがめちゃくちゃ得意なタイプではないので、うまくいくのかちょっと不安です。

伴奏音源について

私の勤めている自治体は、特別支援学校の教員数がたくさん確保されているわけではなく、ギリギリの人数でまわしているような状態です(涙)
病休に入ってしまう先生がいても、代替の先生がなかなか見つからないにんてこともよくあります。そのため、STで入ってもらう先生の数も限られているので、MTが伴奏を弾くほどの人的余裕がなく、合奏の伴奏はいつも音源を作成して使っています。
音源作成に使っているアプリはこちらです。

http://www.iwritemusicapp.com/japanese/index.html

もしかするともっと使いやすいものがあるのかもしれませんが、私はこのアプリが使いやすいです。テンポの変更などもすぐできるので、生徒たちの様子に合わせて少しゆっくりめから練習し、できるようになってきたら、もとのテンポで練習する、なんてこともできます。
黒鍵の理解が難しい生徒もいるので、合奏はだいたいハ長調に移調して伴奏音源や楽譜を作っています。
自分で移調するのがちょっとめんどうだな、という曲なんかは原調で作成し、アプリで移調するようにしています。
このアプリを使って作ったドレミの歌の音源はこちらです。

https://youtu.be/9wDF0Ruabqg?si=IOmg76HsVF2qaG4S

ドレミの歌の取り扱いについて


ドレミの歌は中学1年生の1学期の合奏で取り扱うように年間指導計画を作っていて、4月に楽器決めのアセスメントを1人1人に行い、担当楽器を決めています。
アセスメントもドレミの歌で行うのですが、ドレミファソラシの順にベルハーモニーを置き、1人1音を担当させるようにして、「ドはドーナツのド」のタイミングに合わせて演奏できる子は色楽譜と楽器の色を対応させられることが期待できるので、楽譜を使う楽器(キーボード、バスマスター、鉄琴、木琴、ベルハーモニー等)とし、タイミングの理解が難しい生徒は好きなタイミングで鳴らせる打楽器を担当させるようにしています。
打楽器もいろいろな種類があるので、その子の手の使い方や身体の使い方の得手不得手、伸ばしたい力なんかも踏まえて決めています。
色楽譜はパワーポイントで提示するようにするので、教室前方のスライドに注目できることが前提となります。
ドレミの歌はまずドレミファソラシの順で「ドはドーナツのド」「レはレモンのレ」のタイミングで演奏する指導を行い、それだけだと物足りない生徒には4拍子を二分音符で演奏する楽譜を別途用意し、それを見て演奏する内容にチャレンジさせています。

まとめ

このような形でドレミの歌の学習を進めています。
1年生のはじめにみんなでタイミングを合わせて演奏することを意識させ、その後は違う曲で同じパターンでの学習を重ねていくと、生徒たちにとっては混乱なく学習を積み上げられると考えています。
現在受け持っている生徒たちは中3ですが、この形での授業を3年重ねてきた初めての学年です。(途中、産休育休で抜けた時期もありましたが。久しぶりに1〜3年まで持ち上がったので)
3年になった現在は、1年生のころは打楽器かなと思っていた生徒がキーボードを弾けるようになるなど、教えている方も感動と喜びをたくさんもらっています。
生徒たちが楽しく元気に学ぶ姿は、本当に希望でしかないといつも感じています。
我が子も、下の子が検診で引っかかっている部分があり、上の子も行動面で気になるところなんかがあるので、この先幸せに生きていけるのかなと心配になることが多いのですが、すでになんらかの診断を受けていたり先天性の疾患があったりして不安の渦中にいる親御さんがいたら、生徒たちが楽しく学んでいる姿をぜひ見てほしいと思っています。(勝手に生徒の写真なんかは載せられないので無理ですが)
みんな、楽しく頑張っていて、本当にキラキラ輝いています。
そんな姿を見て、私ももっといい実践をしなければという気持ちにさせてもらえます。

拙い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回はパワーポイントと色楽譜を載せる予定です。
なにか参考になれば嬉しいです。

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