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週報
2024年1月28日 19:03
今日は小説休みます。書く気力が起きませんでした。ジョンウィック見ます。
2024年1月21日 20:18
剛志明奈の本性を知ったのは去年のことだった。深夜1時、私はとある娯楽施設にいた。そこは朝4時まで営業しており、施設内にはゲームセンターにバッティングセンター、ボーリング場、ダーツにビリヤード、おまけに野外バスケットコートまでもが立ち並んでいた。至るところにネオンライトが設置されており、夜のこの施設はまさに夜遊び場であった。そんな場所の客層は想像に容易いだろう。私は上手く馴染めているだろうかと考え
2024年1月14日 22:01
帰りのHR。先生が挨拶をしたあと、生徒たちが一斉に動き出し、静まり返っていた教室にわっと雑音が響く。「今日部活お休みなんだけど、帰りにmoki寄ってこうよ!」今井もまた雑音を響かせる。「あー俺も今日部活行かないわ。塾あるし、塾までの時間なら行ける。」と薫が応える。「お前は?」薫の問いに私はすぐに反応した。「行ける。塾も部活もずっとない。」「よし、そしたら決まりだね。行こう!すぐ行こう!
2024年1月7日 12:01
序章 私は本を読まない。無論書くこともない。だがこの出来事だけはどこかに記しておきたい。別に誰かに読んで欲しいわけじゃないが、どんな形であれ外に出せるものは出していかないとすぐにでも溢れて沈んでしまう。沈みたくないわけじゃない、願うなら深く深く沈みたい。だか沈むならからっぽの状態で沈んでいきたい。夜の真っ暗な海のど真ん中で、小さな小船に流れ込んできた海水を、命にすがりつくような必死さはないが、ゆ