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結婚5年目:子供を産むことについての葛藤と考えの変遷 2/5

※このnoteでは、結婚5年目の私が、これまで子供を産むことについて思ってきたこと、今思うことについて5回にわたって記事にしています。

2記事目:最も感じていた懸念

子供を産むことについて、最も懸念に思っていたのが、
前述の5「子供を産んだ後のキャリアが見えない(やりがいのある仕事ができないのではないか)」ということでした。
今の会社では、出産後復帰される方も増えていますが、復帰後はサポート業務のような仕事に就くことが多く、多くの方が第一線を退かれています。
第一線で働いている女性は、独身や子供がいない方が多いです。
自分が第一線で働けないといやだ、という訳ではないのですが、
働くのなら納得感をもって働きたいという気持ちは強く、
出産後も今の会社でやりがいをもって働けるのか、という懸念が強くありました。

本音を言うと、「子供ができたら一度仕事をやめたい」と思うのですが、
旦那は仕事を続けてほしい(旦那だけの収入でやっていくのは選択肢としてない)という考えです。
仕事を続けないといけないのであれば、できるだけ自分の能力を発揮でき、やりがいを感じたい、そしてそれを認められたい、という気持ちは自分の中にあると思います。

20代後半まではキャリア志向があった

結婚した当時20代後半までは、自分もキャリア志向があって、
頑張ってポジションを上げていきたい、どんどんスキルアップしていきたい、という気持ちが大きかったです。
チーム内でも同年代の女性が多く、遅れをとりたくないという気持ちもありました。子供を産むよりは目の前のことに精一杯、仕事を頑張りたいと思っていました。
今となっては、色々な現実も見えてきて、会社でそんなに出世をしたい、とは思わなくなりました。しかし、働く以上は「納得できる形で仕事をしたい」という気持ちは変わらず持っています。

産休復帰後、やりがいを持って働けるのか

「復帰後、やりがいを感じながら働けるのか」それは正直わかりません。
会社も今後体制は変化してくかもしれませんが、自分に合った仕事を用意してくれるなんで保障はありません。
私は、出産後サポート業務のような仕事についた場合にやりがいを感じられるのか、という点と、逆に今と同じ仕事をすることになった場合、今と同じように働けるのか(働けないのではないか)、というどちらの方向にも不安を感じます。

 去年私のチームメンバーの一人が産休から復帰しました。その子は私たちと同じ仕事をくらいついてやってくれました。子供がいるのに深夜まで仕事をしたり、見ているこちらが頭が上がらない程でした。彼女もプライドがあり必死に頑張ってくれたのですが、私は「今と同じ仕事をするにはこんな風にやらなければいけないのか、自分も同じようにできるのか」と、ものすごく大変に思えてしまいました。

第3の道はないのか

そのように、復帰後の不安を思う中で、子供がいてもワークライフバランスを整えながら、そしてやりがいを感じられる仕事がしたいと思い、
子供を作る前に、自分がやりたいことや興味のあることで、ある程度副収入を得られる形を作っておきたい、と思うようになりました。
そういう状態を作っておければ、出産後の選択肢が広がるし自由度も高くなるのではないかと思っていました。
そして専門性を高めるための講座に行ったり(ライター講座やプログラミングなど)してみました。しかし結局今の仕事が忙しく、どれも中途半端に終わってしまいました。中途半端になってしまうことに悶々としながら、いっそ仕事を辞めて、産後も続けられ、かつ好きなことができる仕事にチャレンジをした方がよいのではないか、と考える悶々とした状態が続いていました。

3記事目に続く↓




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