介護職員の不足・2040年度「約57万人」、前回「約69万人」で12万人「縮小」するも…
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*****令和6年7月15日(月・祝)第1265号*****
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介護職員の不足・2040年度「約57万人」、前回「約69万人」で12万人「縮小」するも…
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今年4月から、各自治体の介護保険事業計画は「第9期」(2024年~2026年)がスタートしたが、計画策定に当たり各都道府県が「介護職員の必要数」を推計している。これを取りまとめると、16年後の2040年に「約57万人が不足する」との結果になった。
厚生労働省が先週金曜(7月12日)に発表した=グラフ・厚労省発表資料より。黄・緑・紫のラインマーカーは、弊紙による加工。前回(第8期)は2021年に「2040年度に約69万人が不足する」と公表しており、3年間で「約12万人」、基準となる年の介護職員数と必要数の差が「縮小」したことになるが、理由は述べられていない。
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