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新型コロナ「類型変更」介護施設業界「施設内で感染者が発生するリスクは高くなる」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年2月8日(水)第920号*****

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新型コロナ「類型変更」介護施設業界「施設内で感染者が発生するリスクは高くなる」
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 新型コロナの「類型見直し」について、介護施設業界から「要望」や「意見」が相次いで出された。政府は「個人の判断に委ねること」を基本としているが、これが「一般の感染対策」と「高齢者施設等の感染対策」に大きな違いが出ることに懸念が示された。

 特に「類型見直し」で「感染防止対策が緩和」され、施設内でのクラスター発生のリスクが「ますます高まる」ことが警戒されている。またマスク着用でも「一般社会と高齢者施設等で『著しい格差』が生ずるおそれがある」等と指摘している。

 昨日、全国老人保健施設協会(全老健)が「要望書」を、全国老人福祉施設協議会(全国老施協)が「意見書」を、それぞれ厚生労働省の加藤勝信大臣へ提出した=画像は「要望書」の一部。全老健のHPより

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