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今後のコロナワクチン公費負担・加藤大臣「財政ありきではなく『必要の有無』がベース」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和4年12月12日(月)第882号*****

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今後のコロナワクチン公費負担・加藤大臣「財政ありきではなく『必要の有無』がベース」
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 新型コロナの感染症法上の「見直し」について、加藤勝信厚生労働大臣は「早期に検討していく」考えを示している(=弊紙12月1日号で既報)が現在、新型コロナは結核等と同じ「2類」相当として感染防止対策が講じられている。

 これにより、現在はコロナワクチン接種費用は「全額公費負担」だが「見直し」により、仮に季節性インフルエンザと同じ「5類」へ引き下げられた場合「原則自己負担」となる。この問題について加藤大臣は「財政負担があるから、やる・やらないの問題ではない」

 「やるべき必要が、あるか・ないか、これがベースになると思う」等と、議論の考え方を示した。12月9日に行われた会見で、記者からの質問に答える形で述べた=写真は12月2日の会見の様子。厚労省HPより

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