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厚労省・4回目ワクチン接種、自治体へ「5月下旬から開始できるよう準備を」要請

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和4年4月28日(木)第734号*****

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厚労省・4回目ワクチン接種、自治体へ「5月下旬から開始できるよう準備を」要請
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 政府は「60歳以上の高齢者と、基礎疾患がある人」を対象として、4回目のワクチン接種の実施を決定している(=4月26日付け弊紙で既報)が、厚生労働省は自治体に対して「5月下旬から開始できるよう準備を」呼びかけた。

 本日(4月28日)午後2時半から4時半までの予定で、厚労省が自治体向けに「新型コロナワクチンの、接種体制確保に係る説明会」を開催しており、この中で要請している。要点は、次の4点。

 ■1.4回目接種の位置づけ=重症化予防が目的。

 ■2.対象者=60歳以上の人と、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する者。その他重症化リスクが高いと医師が認める者。

 ■3.使用ワクチン=ファイザー社製ワクチンと、モデルナ社製ワクチン。

 ■4.今後の予定=5月下旬から開始できるよう、関係政省令等を改正する。

 【4回目は「重症化予防」になり、このため介護従事者は原則「対象外」に……】

 これまでの3回のワクチン接種では、原則「全国民が対象」であったため、介護従事者等は「優先接種」の対象となっていたが、4回目接種では目的が「重症化予防」に特化されたため、介護従事者は「対象外」となる。

◇─[後記]───────────

 4回目接種の詳細を決定した、4月27日に開催された厚労省の有識者会議「厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会」では、関係者によれば「介護従事者等、エッセンシャルワーカーで希望する人も接種できるようにすべきでは……」等の意見も出たそうです。

 しかし結果的には「見送り」となりました。ただし、今後の「第7波」の感染拡大状況等で、これらの規定が変更になる可能性は「ある」そうです。その際はちゅうちょなく速やかに、介護従事者を対象に「追加」してもらいたいと思います。

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