見出し画像

今冬の「同時流行」への対策「高齢者等、重症化リスクのある方に適切な医療を提供……」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和4年10月11日(火)第840号*****

◆◇◆◆◆─────────────
今冬の「同時流行」への対策「高齢者等、重症化リスクのある方に適切な医療を提供……」
─────────────◆◇◇◆◆

 新型コロナの「第7波」が収束傾向を示している中で今冬、次の「第8波」とインフルエンザの同時流行が懸念されているが、この対策について加藤勝信厚生労働大臣はこれまで「対策を、できるだけ早くお示ししたい」等と述べてきた(=10月3日付け弊紙で既報)。

 その後、10月5日に開催された厚労省の専門家会議が「今月(10月)から来年3月の半年間に、同時流行が発生する可能性が極めて高い」等と指摘した(=10月6日付け弊紙で既報)。

 これらの点を踏まえ、加藤厚労大臣は10月7日の定例会見=写真は9月30日の会見の様子。厚労省HPより=で、記者からあらためて同時流行への対策とスケジュールを問われ「高齢者等、重症化リスクのある方に適切に医療を提供できるよう、保健医療提供体制のさらなる重点化・迅速化を図る」等の方針を示した。

ここから先は

2,456字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?