「資格確認書」発行・武見大臣「申請によらず送るのは『当面の間』だけで、具体的には…」
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*****令和6年8月13日(火)第1283号*****
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「資格確認書」発行・武見大臣「申請によらず送るのは『当面の間』だけで、具体的には…」
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「紙の保険証の廃止(=マイナ保険証への移行)に反対する」との声が根強く聞かれるが、現行の保険証の代わりに「資格確認書が、申請をしなくても市町村等の保険者から送付されてくる」ことの「期限」を巡り、武見敬三厚生労働大臣は「当面の間」と強調した。
先週木曜(8月8日)の会見=画像は8月2日の会見の様子。厚労省HPより=で、記者から「資格確認書を送付する制度は、終了の期限を決めずに、ずっと維持していくのか?」と問われ、武見大臣は「自動的に繰り返されるということを決めているわけではない。『当面の間』だ」と答えるに止めた。
「資格確認書」が発行された場合、その有効期限は「最長で5年」以内で、市町村等の「各保険者が定める」ことになっている。記者の質問は、この「最長で5年が、永続的に繰り返されるのか?」を確認したもので、武見大臣は具体的な期間を明言しなかった。
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