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厚労省「介護技能実習生等を、就労開始直後から人員配置基準に算定」案に、賛否分れる

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年8月26日(金)第811号*****

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厚労省「介護技能実習生等を、就労開始直後から人員配置基準に算定」案に、賛否分れる
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 厚生労働省は本日(8月26日)介護給付費分科会を開催し、この中で「外国人介護人材に係る、人員配置基準上の取扱いについて」を議題として取り上げた。現行の制度では、介護技能実習生等は「訪日後研修+6ヶ月」で、施設等の人員配置基準に算定される。

 今回、厚労省はこれを緩和して「就労開始直後から、人員配置基準に算入する」との方向性を示して、有識者に検討を求めた=画像・厚労省HPより。緑色と黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。会議では賛否が分かれ、おおむね「さらなる検討が必要」との意見が多く、今回の会議では結論が出ず、審議は継続されることになった。

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