新しいⅠ道

いつもと違う道。

旅から帰ってくると、それまでのルーティンが崩れるせいか、いろんなことが変わってしまうことがある。

今日のぼくは、そのまっただ中にいる。
自宅で寝起きしていることにも違和感があるし、九州に行く前に続けていた歌日記は、曲が日記にならなかった。

そして、この note もはじめてスマホで書いている。

お昼から、主催するワークショップがあった。
不発弾の処理(!)があるらしく、いつも使ってる地下鉄が使えなかった。

いつもと違う交通手段で、いつもと違う道を歩く。
帰りも使ったことのないバスに乗り、奥さんと会うのに、はじめてJRで名古屋駅に行った。

いつもと違う道を歩くと、いつもと違う景色をみることになる。
それまであると思っていなかったものがあると分かり、世界がほんの少し広がる。同じ町なのに、旅立つ前とはまるで違う場所に感じられる。

また、いつもと違う道を歩くと、いつもと違う目的地にたどり着く。
そこはおなじ場所のようだが、微妙に以前と異なっている。

そんなふうに、いつもと違う道を歩かなければ、たどり着けない場所があるのだと思う。

こうした変化が、町の変わりようが、いままで通りにすることへの違和感が、次に行きたい場所を示すサインに思えて、なんだかちょっとうれしい。

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