言えなかったことばは_どこにいくのか_

うまく言えないまま、残った言葉はそのまま消えてしまうのだろうか。

言えなかったことばや
聞いてほしかった思いは
最後は言葉をなくして
ちいさなメロディになるのです

わかりあえない二人は
いつだってお互い 悲しすぎて
いままでの思い出が
黒一色に染められてゆくのです。

誰のせいでもない 誰の せいでも
何のせいでもない 何の せいでも

そんな言葉すら かき消されて
こんなメロディになるのです

ラララ ラララ ラララ ラララ
ラララ ラララ ありがとう ラララ

誰かとうまく話が噛み合わなくて、どうしても聞いてほしくて人を責めてしまったり、あとから「こう言えばよかった」と思ったり、関わりには、そんな無念が残ることがあります。

それまで親密だった関係が、一瞬にして暗雲がたれこめ、時には決別することになってしまう。僕はそのことを怖いと感じます。

ただ、親しみを感じる関係の中にいられたら、と。
しかし、偏った価値観と性格をもつ僕は、そうはできません。

人を批判したり、自分を否定したり、そんなことがしたかったわけではないはずなのに。相手の言うことを必死に「それは違う!」と言い続けたあと、ぐちゃぐちゃになった頭でそう思います。正直に言わなければよかったのかな、と思ったりもします。

人間関係には、そういうところがあると思います。
それはどうすることもできないのかもしれません。

記事を読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートは、ミルクやおむつなど、赤ちゃんの子育てに使わせていただきます。 気に入っていただけたら、❤️マークも押していただけたら、とっても励みになります。コメント、引用も大歓迎です :-)