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あしたの小窓から。

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小窓のむこうに、ちいさな「あした」が見える。 ここでは音楽、教育、投資、霊性などについて、考えたり感じたりしたことをつれづれに綴っています。
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2018年3月の記事一覧

またね。-  nice to see you (again)

またね。-  nice to see you (again)

春。

ぼくの勤める児童館では
小学生が中学生に、
中学生が高校生に、
大学生のアルバイトくんたちが
社会人になるのを
そわそわしながら待っている。

そして、いっしょに働いていた
何人かの同僚が職場を去り
新天地に発っていった。

手を振って
さよならを交わすうちに
「明日も会える」ことは
すごいことだと思った。

おなじ場所で会い、
おなじ空気を吸って
ときどき話をしたりして
時間と経験を共に

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ゲームは魔王になったのか。

ゲームは魔王になったのか。

ゲームがすごいことは
前々から分かっていたつもりだった。

ぼくが勤める児童館でも
毎日ゲームをしている子を見かける。

体育館で、図書室で、そのへんで。
座って、寝ころがって、立ちながら。
小学生から高校生まで、
男の子も女の子も、おねーさんも。

ゲームはすべての子どもの心を
捉えてしまったのかもしれない。

そう思えるような景色を
毎日のように見ていた。

ところが、ゲームのすごさは
それど

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あたらしい「あした」

あたらしい「あした」

3月17日、新月。
今日からこの「note」で
文章を書いていくことにした。

毎日とか毎週とか
細かいルールは決めず、書きやすい形で。

ブログのタイトルは
「あしたの小窓から」

一人のひとが見る景色は、
世界からすればほんのささやかだけれど、
そこに自分と誰かの「あした」がある。

その「あした」が
落ち葉のように積み重なって、
やがて、思いがけぬ未来に育っていく。

誰かとの交流が起きたり

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