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映画館で見た映画の方が記憶に残る

8月2日(水)

今日は映画を見に行く。水曜日は休みになる確率が高いので、ほんのりお得に観れる映画館を利用したくなる。

Filmarksより

今回見たのは『イノセンツ』。1ヶ月くらい前からずっと気になっていた映画だ。寝不足なので寝てしまうか心配だったが予約をして新宿へ。

映画館で映画を見ていて、面白いなぁと思いながらも寝てしまうことが多いんだけど、今回は全く眠くならなかった。それだけでも自分が緊張しながら集中して見ていたことが伺える。

舞台はノルウェーの団地。無垢な子どもが特別な力に気づいて親の目の届かないところでどんどん狂気に変わっていくサイキックスリラーだ。

団地に引っ越してきてばかりの妹のイーダと自閉症の姉、アナ。イーダは両親がアナに付きっきりであることへの嫉妬から、アナに酷いことを繰り返している。そして親からの愛情を存分にもらえず心に闇を抱えて暮らすベンと、仲の良さそうな親子関係を築きながらも、毎晩母が泣いていることを知っているアイシャ。それぞれが家庭に何らかの問題、不安を抱えてこの団地に住んでいるのは映画を見ていてなんとなく分かった。

子どもの無垢で不安定な心情がすごく絶妙に表現されていて、物語はどんどん残酷になっていくのだけど、時折映し出される映像が美しくてそのコントラストがすごく好きだった。個人的なお気に入りは、イーダが腕にできた傷のかさぶたを少しめくってペロってするところ。「イノセンツ」(和訳すると純粋、無邪気)という言葉に隠された意味も考察しがいがありそうだ。

基本的にホラーは怖いからあんまり見ないのだけど、こういう映像美ありきのスリラーは見れるというか、好きであることが新たな発見だったかも。

この作品は、大友克洋の『童夢』からインスピレーションを受けてつくられているそうなので、れーなんちまで行って読みに行きたいと思う。れーなの夫なら絶対持っているはず。

やっぱり映画館で見た方が記憶に残るし印象も違うな。これから水曜日が休みじゃなくなるけど、行ける時は行こう。

そんな感じで、若干疲れていたけど友達のやっているお店に寄って、たまたま居合わせた外国人の流暢な日本語による愚痴と、泥酔過ぎて同じ話を繰り返す人としゃべって帰宅した。

案の定3時過ぎまでうたた寝し、歯を磨いて顔を洗って寝直した。

8月3日(木)

今日は仕事を終えてエステに行く。本当は会社から行きたかったけど夏は外が暑すぎてどうしても出勤が億劫になる。朝からエステのためにスッピンでいたため、昼会のZOOMでもそのまま顔を出してしまった。髪もぐちゃぐちゃだしさっきまで寝ていたと思われただろうか。

エステに癒され帰りにトンカツを食べた。ロースカツ定食700円。安い上にしじみの赤だし味噌汁、シンプルな大根の漬物というちょうどいいメンツ!

ロースカツの隅にある脂身が好きなので、最初にさっぱりしている真ん中ら辺から、衣のサクサクを維持させたいから1つずつソースをかけて食べるんだけど、右から順に食べる派とか、そんなもん気まぐれ派とか、一気にソースかける派とか派閥ありそうだなあ。

家の綿棒が切れていることを思い出し、最寄りの薬局に寄ったが気に入った形のものがなくて、見るだけ見て店を後にした。綿棒といえど妥協はしたくない。

今日もお世話になったエステシャンのひとが、保湿たっぷりしたのでこのまま寝ちゃっても大丈夫ですよ!と言っていたのに甘え、呪術廻戦見て歯だけ磨いてそのまま寝た。はーー、呪術廻戦2期良すぎ!

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