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S&P500社の、150年平均でのPERは16倍 〜NVIDIA(54.5倍)の株価予測〜

資本主義では、会社の利益は、社員ではなく株に帰属します。

インターネットが発達するまで、株は出資金としての証券を株券としていました。

一般投資家は、株券を自宅の金庫か銀行の貸金庫に入れていたものです。

現在は、株券は存在しません。

その株価は、未来の事業利益が上がると期待されると上がります。

投資家の集合が寄せる事業利益への期待が過剰な時とは、PER16倍を超える株価です。

PER(ピー・イー・アール)は「Price Earnings Ratio」の略で、日本語では「株価収益率」と訳されます。企業の株価が1株当たりの純利益(EPS)の何倍になっているかを表す指標で、株式の投資価値を判断する際に利用されます。

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S&P500社の、150年平均でのPERは16倍です。

これが米国株の基準です。

株式益回りの計算は、PERの逆数で、株式益回り=次期期待純益÷現在の株価です。

PER16倍では、1÷PER16=6.3%です。

 例えば、半導体のNVIDIAの現在PERは54.5倍です。

株式益周りは、1÷54.5=1.83%です。

1.83%は、米国の金利より低い。

こうなるのは、投資家がNVIDIAに対して、将来純益の大きな増加を期待しているからです。

PER54.5倍付近のNVIDEAの株価には、シラー株価収益率36.72倍の、1.5倍の期待があるのです。

S&P 500 のシラー PE 比率、株価収益率は、過去 10 年間のインフレ調整後収益の平均に基づいており、循環調整後 PE 比率 (CAPE 比率)、シラー PE 比率、または PE 10 とも呼ばれます。

この数値が合理的であるかは、将来の企業利益を見なくてはいけない。

アナリストの利益予測の平均値が出ています。

しかし、この企業利益が達成出来たとしても、株価の期待値が維持出来るのか。

株価には、もうひとつの大きなリスクがあります。

現在のNVIDIAの株価は個別銘柄の評価であり、株式市場全体の崩壊があれば将来期待される株価も必ず暴落するということです。

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