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ワインは、恋愛のシーンでも大いに活用出来ます。 〜ワインの闇〜

最近では、有名なワイン詐欺の事件。

アメリカ在住インドネシア人だったルディ・クルニアワンは、莫大な量の高級ワイン贋作ボトル(とりわけブルゴーニュの希少古酒が多い)を、ロサンゼルスの自宅工房でせっせと制作して販売し、巨万の富を得ていた人物。2002年から2012年にかけてこうした偽造は行われたが、FBIなどの調査によって2012年春に逮捕・起訴され、懲役10年の刑に服していた。

少し古い事件をいくつか。

1 . フランス・ブルゴーニュのワイン醸造家、ローラン・ポンソ氏の告発を契機に「史上最大の偽ワイン詐欺事件」は発覚した=2014年1月(共同)

フロリダに住む富豪William Koch(ウイリアム=コーク)は、彼の所有する4本の歴史的なワインが偽物であるとして、ドイツのワイン収集家でありディーラーでもあるHardy Rodenstockを詐欺で訴えた。
そのワインとは、1784年と1787年のChateau Lafite(シャトーラフィット)と1784年と1787年のChateau Branne-Mouton(シャトーブランヌムートン)。―Mouton-Rothschild(シャトームートンロートシルトの前身のワイン。そのう ち1本はシカゴの企業から、残り3本はロンドンのディーラーからいずれも1987年に購入したもので、いずれもRodenstock氏から出たもの。これらヴィンテージワインのうち1787年のラフィットには1985年に156,450ドル(およそ1850万円)のワインオークション史上最高の価格がつき、いまだにそれを上回る価格のワインは現われていない。このワインはMalcom Forbes が落札し、Forbes Management Companyが管理所有している。

2. 1985年にクリスティーズで、米国大統領トーマス・ジェファーソン所有だったとされる高級ワイン「シャトー・ラフィット1781年ヴィンテージ」がオークションにかけられ、当時の日本円にして3200万円で落札された。
トーマス・ジェファーソンは大変なワイン愛好家で知られており、まだラベルがない時代だったため、ボトルに直に彼のイニシャルが彫られていた。このワイン はヴィンテージワイン専門ブローカーのローデンストックという男がパリで何本かまとめて発見したものの1本とされていて、英国ワイン業界の重鎮でブロード ベントという人が鑑定し、ホンモノのお墨付きをつけていた。

3. もっとも悪名高いワイン・スキャンダルは、1985年の「不凍液混入事件」。ドイツやオーストリアの安ワインに、人為的に不凍液=ジエチレングリコールを混入し、コクと旨味を出したものでした。自動車のラジエーター用の不凍液という、人体に悪影響のある物質が含まれているということが明らかになったとき、市場がパニックに陥りました。そして、あらゆる国の機関がワインの分析をおこなったところ、ドイツ、オーストリア、イタリア、そしてなんと日本のワインからも不凍液が検出されたのでした。

当時、1本3万円ほどで販売されていたある「国産貴腐ワイン」のほとんどは、バルク輸入されたワインを国内で瓶詰めしただけということが明らかになったのでした。バルク輸入とは、ワインをボトルではなく、150リットル以上の容器で輸入することで、国産ワインのブレンド用として多く使用されています。

4. 1990年、シカゴで行なわれたクリスティーズのオークションの目録には、「ロマネ・コンティ 1947年」が記載されています。しかしながら、ロマネ・コンティの畑は1945年の収穫後(この年は600本しかできませんでした)、害虫フィロキセラによって弱ってしまったブドウ樹をすべて引き抜いていて、1952年までの間、ロマネ・コンティは造られていません。1947年はフィロキセラに耐性のある台木に接木をした苗を植えなおした年です。つまり、1947年のロマネ・コンティは精巧に造られた偽物だったのです。

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等々、高級ワインビジネスは、相当に信頼し難い状況です。

私の友人は、香港でワインビジネスをオークション等でやっています。

その友人の裏話からも、これらの事件は、よくある事の様です。

オークションは、プロ中のプロが検品して、出品していても、こんな事件は起こるのですから、ワインビジネスの闇は深いと言わざるをえない。

現在、フランスより、アメリカが、ワイン消費量世界一です。

もちろん、日本・中国でも大量に消費されるようになった。

高級ワインは、何百年も続くのは、何百年も継続して、購入するお得意様がいるということです。

そもそも、ワイン畑は何百年も続いており、畑は広がってないから生産量も一定です。

昨日今日、ワインを飲み始めたアジアの国に、全て本物が輸出されるのでしょうか・・・。

つまり、ワインは、偽物を作る価値があるということです。

偽物を作る苦労が同じなら、高級なワインの偽物を造った方が、組織力も必要でなく見返りも大きい。

一般のワインだと、製造者が製造工程で工夫(?)する事になります。

本当に特定銘柄ワインの信頼できる本物を、入手したければ、

ブドウの収穫→製造→ボトリング(瓶詰め、あるいは樽詰め)→パッキング(箱詰め)→出荷→船積まで、

つきっきりで検品・観察しなくてはいけません。

でなければ、どこかの工程で、別のものになる。

ラベルを変えたり、他のブドウをブレンドしたり、

ボトルを入れ替えたり、年代を誤魔化したり。

こんな現状ですから、高級ワインを語りすぎる人がいると、

「う~~~ん」と、私は唸ってしまうのです。

ワインの知識をもつことは、とても素敵なことです。

自分も興味あります。

ソムリエも、素敵な仕事だと思います。

しかし、素人で、食事時に、あれこれ、本物が分かる的に語られると、

滑稽に思えてくることもあります・・・。

そう言っている私の自宅のワインセラーに、5大シャトーワインはあります。

もちろん、本物だと信じていますが・・・。

ワインは大好きで、家のみでも、外のみでも、よく頂きます。

でも、本物が分かるとは、決して言わないことにしています。

ワインの歴史や味わいを、理屈抜きに心から楽しむだけにしています。

欧州人のように、生まれた時から、先祖代々、家庭内でワインを飲み続け、ウンチクを聞き続けている感性には叶いません。

あと100年以上経つと、そういった日本人の本物の感性も育つのでしょう。

何より、ワインは、恋愛のシーンで有効なコミュニケーション手段としても活用出来るのですから、ワインを学ぶ価値はあると思います。


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