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パンとカフェオレーを一緒に食すと調子が悪い その対策

 私は昼食にいろいろなパンをカフェオレーと一緒に食することが有ります。以前は何ともなかったのですが、60歳を過ぎた頃から昼食を食べた後、疲れを感じるるようになりました。でいろいろ考えた結果パンと牛乳のの影響だと気が付きました。なんとかならないかといろいろ試してみた結果が今回の投稿になりました。


パンとカフェオレーが消化不良の原因になる理由


パンは小麦粉から作られる食品で、炭水化物やたんぱく質、ビタミンB群などの栄養素が含まれています。しかし、パンに含まれるたんぱく質の一種であるグルテンは、消化酵素で分解されにくく、胃や小腸で長く滞留することがあります。これにより、胃もたれや腹痛、下痢などの消化不良の症状を引き起こすことがあります。

カフェオレーはコーヒーに牛乳を加えた飲み物で、カフェインやカルシウムなどの成分が含まれています。しかし、カフェオレーに含まれる牛乳のたんぱく質の一種であるカゼインも、消化酵素で分解されにくく、胃や小腸で長く滞留することがあります。これにより、グルテンと同様に消化不良の症状を引き起こすことがあります。また、カフェオレーに含まれるカフェインは、胃や腸の運動を促進し、下痢や腹痛を引き起こすことがあります 。

したがって、パンとカフェオレーを一緒に食べると、消化に悪いグルテンとカゼインが相乗効果を発揮し、胃や小腸に負担をかけることになります。特に、朝食にパンとカフェオレーを食べると、血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が増え、糖尿病や肥満のリスクが高まることがあります 。

消化酵素の働きと種類

消化酵素とは、食べ物を分解して吸収しやすくするために、胃や腸、膵臓などの消化器官で分泌される酵素のことです。消化酵素には、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、炭水化物を分解するアミラーゼ、脂質を分解するリパーゼなどがあります 。

消化酵素は、消化器官で分泌されるだけでなく、食べ物にも含まれています。特に、キウイやパイナップルには、プロテアーゼの一種であるアクチニジンやブロメラインという消化酵素が豊富に含まれています 。これらの消化酵素は、グルテンやカゼインなどの消化に悪いたんぱく質を分解し、消化を助ける効果があります 。

キウイやパイナップルの消化補助効果


キウイやパイナップルを食べると、口の中がピリピリすることがあります。これは、アクチニジンやブロメラインといった消化酵素が、口の中の粘膜や舌の表面にあるたんぱく質を分解しているためです 。この刺激は、一時的なもので、健康に害はありません。むしろ、消化酵素が口の中の細菌や歯垢を除去し、口臭や虫歯の予防にもなると言われています 。

パンとカフェオレと一緒にキウイを食べてみた


今日は試しに家にあったキウイを食べてからカフェオレと共にパンを食べました。いつもよりおなかの調子が良く、いい感じ。いい塩梅で消化しているようです。これは、キウイに含まれる消化酵素が、パンとカフェオレに含まれるグルテンやカゼインを分解し、消化不良の症状を軽減したためだと考えられます。それだけでなくキウイに含まれる食物繊維やビタミンCなどの栄養素も、腸の働きを促進し、免疫力を高める健康効果があります 。

パンとカフェオレの消化を助ける果物のおすすめ


皆さんもお試しください。パンとカフェオレを食べる前に、キウイやパイナップルなどの消化酵素が豊富な果物を食べることで、消化を助けることができます。ただし、消化酵素は熱に弱いので、生の果物を食べることが大切です 。また、果物にも糖分が含まれるので、摂りすぎには注意しましょう。果物の摂取量は、1日に2~3個程度が目安です 。

カゼインやグルテンを消化する酵素を含む食材としては、他にもあります。

大根
アボカド
にんじん
キャベツ
ブロッコリー
トマト
ピーマン
レタス
玉ねぎ1
また、以下の食品も酵素を含んでいます:

納豆
味噌
醤油

ヨーグルト
チーズ
漬物
キムチ

鰹節
発酵玄米

これらの食材を日々の食事に取り入れることで、カゼインやグルテンの消化を助けることができ。ただし、個々の体質や健康状態により、これらの食材が適しているかどうかは異なりるでしょう。合わない場合、医療専門家と相談することをおすすめします。

パンとカフェオレを一緒に食すと調子が悪い その後|梅村健治 (note.com)

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