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代官山にて、アートと共に楽しむシックなキャロットケーキ

今日の記録は、代官山のzenta coffeeさん。雨の日に訪れました。

zenta coffeeさんは、ギャラリー「 LOKO GALLERY」の隣に店舗を構えており、コーヒーをいただきながらアートを味わうこともできます。

ガラス張りでスタイリッシュな雰囲気。


訪れたタイミングは展示は始まる前の期間でしたが、翌週から1ヶ月かけて作家さんがギャラリースペースに入り作品を作り上げていく予定とのこと。ギャラリーはガラス張りになっていて、カフェを訪れる方はその製作過程を一緒に満喫することができるのです。コーヒーと共に作品が変わっていく様子を鑑賞できるなんて、格別な体験ですね。


この日は1階席は満席だったので、地下へ案内いただきました。

壁はシックな茶色で統一されています


開放的でクリーンな印象の1階とはまた雰囲気が異なり、照明は落ち着き大人な空間が広がっています。

地下でも自然光が差し込むのが嬉しい


さてさて、登場したのはこちらのキャロットケーキ。

まぶされた赤色がアクセント。


ケーキ自体はシンプルなビジュアルですが、見るからに具材がぎっしり入っていそう。にんじんの繊維もしっかり確認できます。

フロスティングは別添えタイプ。無造作に盛り付けられているようで、この添え方ひとつとっても、キャンバスに置かれた絵の具のように、アーティスティックに見えてくるから不思議です。

散りばめられている赤色はピンクペッパーでしょうか。シンプルなビジュアルに、華やかさをプラスしてくれています。

フォークを刺してみると、しっとりふんわりな触感。

口に含むと、もっちりとした食感とともに、プチプチイチジクを感じます。
イチジクは甘さが強いイメージがありましたが、生地に馴染むバランス良い甘さです。

見た目の通りくるみもごろごろと入っていて、レーズンもちらちらと登場します。

プチプチ×ごろごろで食感のエンターテイメント性だけでもハイクオリティな仕上がりです。

まとまりある生地


スパイスは穏やかではありますが、じわじわと感じます。何かひとつが突出しているわけではなく、ほのかにピリッと心地よいスパイス感を口の中に残してくれます。

ちょうど作り手のお姉さんが近くにいらしたので伺ってみると、シナモン、オールスパイス、ナツメグに加えて、ジンジャーをすりおろしているとのこと。

フロスティングは、なめらかでふんわり
ヨーグルトのような優しい酸味です。クリームチーズとレモンでしょうか?

上に散りばめられたピンクペッパー部分に当たると、生地のスパイスよりも強めの引き締まった刺激を与えてくれます。

生地と具材とフロスティング、さらに時たま顔を覗かせる異質の刺激、総合的にも心が躍る完成度。とっても美味しくいただきました。

お店の方も皆さんとても優しく、コーヒーのこと、ケーキのこと、ギャラリーのこと、ひとつひとつ丁寧にお話しくださいました。皆さんとの会話が楽しいので、思わず長居したくなってしまいましたよ。

近所にあったらぜひ通いたいお店。今日もまた嬉しい出会いでした。

生地
スパイス感
 マイルド ――🥕―― ピリリ
水分感
 少なめ  ――――🥕 多め
フロスティング
 甘味   ――――🥕― 酸味

 量少なめ ――🥕―― 多め

zenta coffee

住所
〒150-0032
東京都渋谷区鶯谷町12-6 LOKOビル1F

TEL
なし

営業時間

[火・水・木・金]
11:00~19:00
[土]
9:00~19:00
[日・祝]
9:00~18:00

定休日
月曜日


アクセス
代官山駅より徒歩7分

参考
キャロットケーキ 650円

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