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日記 2024.3.23(土) あと2日/ひじきの煮物/ザワークラウト/図書館で事務作業/富士の絵に赤ちゃんに会えた喜びを重ねる

昨日は眠たくなって21時頃眠る。最近また朝の気温が低く、寒さを感じて起きるようになった。エアコンをつける。
ぐうーっとお腹のなる音。そろそろ起き上がれということか。体の中からの声に素直にしたがう。
起き上がって1番にクマたちにご挨拶をする。「おはよう」。1日のなかで言葉を発するのはおはよう、いただきます、ごちそうさま、おやすみこれだけ、という時もざらにある。

来月の生活費はすでに財布の中に準備しているけれど、あと2日は今月分の生活費で何とかやりくりしてみたい。どうにもならない時は来月分から使うのだけれど、あと1,300円でいけるか試してみる。こういう時、どうにかしてやろうとやる気がぐんぐんみなぎってくる。水をえた魚のように冷蔵庫や乾物が入った棚を確認して知恵を絞りだす。こういう時間が楽しくて大好きだ。
今月は冷蔵庫の野菜はまだ充実しているしお米もある、ぬか漬けに干し野菜もあるのだから食事はまったく困らないようだ。図書館へも飲み物は持っていく。食事に困らなければ全然いける。不可能なことではないとなんとなく分かっているとあわてないしどんと構えていられる。

富士山の絵が完成したので次の絵を描く。何を描くか決まらないので机には向かわず、今日は昼まで縫い物をすることにした。やりかけで放置していたピクニックマットを縫い始めたかったのだ。角は額縁に仕上げてみる。やり方を調べて試してみたらスッキリおさまった。あとはひたすら直線をかがっていく。ミシンでだーっと縫えばすぐにできるのだけれど、そうすると愛着も半減してしまう。手縫いでひと針ひと針縫うのがすきだ。

11時になったのでお昼にする。残っている食材からひじきを取り出して水で戻しておいた。美味しいひじきの煮物が食べたい。にんじんと厚揚げと、九条ねぎを入れて作ろう。隣では大根とわかめと厚揚げのお味噌汁を作りながらご飯を温める。ぬか漬けを混ぜ、漬けておいたにんじんを取り出した。新しいぬかと塩を足しておく。毎日たくさん漬けるのでぬか床も少しずつ減ったり水分が出て味が薄くなってきたりする。毎日ぬか漬けが食べたいから大事に守る。
ひじきの煮物は梅干しで塩味をつけてみた。レシピに頼らず味見をしながら自分の分量で作っていくと足りない味も見えてくる。お味噌汁とごま塩たっぷりご飯とひじきのお昼ご飯ができた。ひじきは半分は蓋付きの容器に入れて明日も楽しめるぞ。

冷蔵庫で発酵させたザワークラウト、1週間以上経ったのでそろそろ完成か。取り出してひと口食べてみると酸味が少なく水っぽい。塩気も少し角が残っている。そういえば初日から水がたっぷりでていたっけ。液体もとろっとしてなくてさらさらだった。冷蔵庫だと発酵のスピードが遅いのかもしれない。やっぱり常温で発酵させてみることにする。

雨がすこーしパラパラしていたけれど傘はささずに出かける。土曜日なのでたくさんの人とすれ違う。図書館へいろんな道を通って行っている。この間見つけたたい焼き屋さんでたい焼きを買ってみたい。自家製あんことカスタードに決まり、残金から気持ちよく380円を取り出してお支払い。
雨は強まることはなく無事に傘をささずに図書館に着いた。土曜日の図書館は人は多いけれどお勉強スペースはところどころ空いていた。角の席に座る。今日はお金の整理をしたり事務作業と自己分析みたいなものをやってみる。こういう作業が大好きなので集中していたら時間はどんどん過ぎていく。自分なりの計算方法なので時間はかかるのだけれどいまの自分が具体的によーく見えてくる。お金の面でも暮らしはずいぶんコンパクトになってきているようだ。
途中でたい焼き休憩。小ぶりなたい焼きは外はカリカリでなかはもっちもち、中のあんこもカスタードもたっぷり入っていてやさしい味わいで美味しい。小ぶりでも食べ応えがあって満足した。買ってみてよかった。
続きは明日ということにして図書館を後にする。冷たい空気。きっとどこかは雪なのだろうなと思った。たくさん着ているのに寒い。手袋を外すとすぐに手が冷たくなる。今日はなんだかラーメンが食べたくなって辛ラーメンを買って帰った。
たい焼き効果がまだ続いてお腹が空かないので家事を進めておく。明日はご飯を炊くので小豆を水で戻しお米を研いでおく。ここまでやっておけば安心だ。台所の床に座りYouTubeを流しながら縫い物の続きをする。電気をつけていないので少しずつ暗くなってくる。針の先がとうとう見えなくなってきたので今日はおしまいにしよう。
ラーメンを作っていく。九条ねぎと干し白菜、大根おろしを入れて作ってみる。あつあつ辛いけれどやっぱり美味しい辛ラーメン。ときどき食べたくなる。
洗い物をし終わったところでお父さんから電話。弟夫婦が昨日家に帰ってきて、今日早速会いに行ったらしいのだ。会いに行ってきたよ、とお父さんのはずむ声。目尻が下がり笑顔なのが電話口からでも分かる。お父さんが嬉しそうでわたしも嬉しい。写真でみたら大きく見えたけれど、まだ生まれて9日目なので赤ちゃんは小さかったよとにこにこで報告してくれた。誰かに言いたくてしょうがない感じ。実家の障子紙は全部破れないものに変えてあるからやんちゃになっても大丈夫だね、割れたガラスは直しておかないとね、楽しみはどんどん広がっていく。小さな赤ちゃんはわたしたちの未来でもある。周りのわたしたちもみんなで大事に守っていかなければいけない存在だと思った。お父さんと盛り上がっていたら、相撲の結果のニュースが始まったのでじゃぁと唐突に電話を切られた。お母さんから続きの話を聞こうと電話する。お母さんは赤ちゃんの足の形が気に入ったと楽しそうに話してくれた。いつのまにかお母さんの最近の出来事に話しはすり替わりしばらく話す。今日は魚をたくさん買いに行ったらしい。レシピもいろいろ発掘したから作ってみるのだと言っていた。お母さんのものすごいやる気もまた赤ちゃん効果なのだと思う。夕飯準備の途中だったので30分くらいで電話を切った。わたしも赤ちゃんに会える日が楽しみで仕方ない。

嬉しい気持ちで机に向かって絵を描く。フキサチーフをかけた絵に変なムラができてしまった。修正しつつもう少し描き足してみる。赤ちゃんがやってきて嬉しい気持ちで描きはじめた富士山の絵。新幹線から見える富士にぱぁっとこころが晴れて嬉しくなる気持ちに赤ちゃんがやってきた喜びを重ねてみる。

お風呂上がり、今日はストレッチをする。昨日は銭湯だったのでストレッチはお休みした。1日休むだけでもやっぱり少し動きが固くなる。丁寧にほぐしていく。大きな関節をゆっくり動かし伸ばして緩める。最初は固くてつらかった動きがスムーズに動くようになると嬉しい。あぐらも難なくかけるようになってきた。
軽い体で布団に入る。ああ、今日も1日が終わる。500円ちょっとであと1日、いけるな。クマたちに声をかけて目を閉じる。おやすみ。

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