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ブリジストン美術館

 200ⅹ年正月の日記が続きます。
 
 翌3日も横浜は快晴微風、
明日は新潟に戻るので、最後に何処に行くか議論(?)の末、
京橋のブリジストン美術館ということになった。
10時過ぎに出発し、地下鉄を乗り、京橋で降りる。

 大通りに出ると、歩道と車道の間に、ロープが張ってあり、
読売新聞の人が、旗を配っている。
箱根駅伝の最終コース、ゴールに近く、らしい。
帰りに応援するからと、旗を2本もらう。

 ブリジストン美術館は、なかなかだった。
レンブラント、ドガ、モネ、ルノアール、セザンヌ、ゴッホ、
シスレー等の印象派に加えてマティス、ピカソなどや、
浅井忠、安井曾太郎、黒田清輝、岡鹿之助などもあり、
多彩な展示で、見ていて飽きない。

 例によって音声解説ガイドを聞き、時代背景や
画家同士の親交などがよくわかったが、
彫刻の解説では、深読み過ぎのような気もする。
じっくり見ていると時間もかかり、結構疲れる。
もし、一枚だけもらえるとしたら、監視人殿はレンブラントを、
俺はドガの肖像画ということに、決定。

レンブラント
ドガ


 1時過ぎに美術館を出て、先ほどの大通りに出ると、
駅伝の応援で賑わっている。
なんとか、2列目を確保して、選手を待っていると、
前にいるジャージを着た2人の男の子が、
城西の競争部とのことで、今の情況を教えてくれる。
先頭は駒沢で、2位が早稲田、2チームが棄権したとか、

 やがて、走者が1人、2人と目の前を走っていくのだが、
2位の早稲田の時は、旗を上に上げて大声で頑張れ~などと、
思わず、叫んでしまった。
最後の走者の後ろには、学校の車がつき、
選手をマイクで口汚く叱咤しているのは、少々興ざめだった。

 帰りは東京駅八重洲地下街の蕎麦屋で、
いつもの如く、酒と天ざる、狐蕎麦を食べて帰宅した。
駅伝の分だけ得した一日だった。
 
 
追:今は、アーティゾン美術館と改名されています。
その後関根正二の「子供」が展示されていることを知り、
何回か見に行ったものでした。

関根正二 「子供」

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