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年末年始の酒席

 2008年12
 
 2008年10月に新たな会社に移り、歓迎会や表敬訪問が続いたが、12月に入り、漸く一段落した。

 昼間、名刺を交わし、夜、会食やパーティーで顔をあわせるのだが、顔と名前が一致しないことが殆どだ。でも、今更名前を聞くわけにもいかず、いかにも分っているような顔をして酒を酌み交わし、それなりに話題も提供する。

 業界のことはさっぱり分らないので、その辺は避けてくれて、個人的出身地や、前職のことを聞かれることが多いので、新潟の食や酒の話し、自分が今の会社に来た経緯や印象など、多少の脚色を適当に加えて話す。至近では日本橋人形町の話題もレパートリーに加えた。

 昨今の金融危機も話題になり、求められて、自分の見解などを話すこともある。
しかし、何せ初対面だから、どうしても場が硬くなり、深酒にはならない。呑めるけれど、あまり呑まない。ということで、今のところ、体調を保っている。
 
 
 2009年1月21日
 
 先週の木曜日、陸奥(みちのく)に出張したが、粉雪が舞い、ともかく寒かった。現地の人も今年一番の寒さだとか。夕方ホテルでシャワーを浴びて会食場(蕎麦屋の2階)まで15分ほど歩いたのが悪かったのか、翌日から喉が痛い。3日後の日曜日も、夕食後に胃が痛く気分が悪い。
 
 翌月曜は夜の宴席もなく、おとなしくして、なんとか無事に過ごす。火曜、つまり昨日だが、火曜日に名古屋に行き、夜の会食時に、ついついワインを飲みすぎ、夜遅くから熱っぽく、喉と頭が痛い。なに、酔いが収まれば直るだろうと、軽く考えていたら、翌朝になっても、気分が悪く、熱っぽい、時々咳き込み、喉がひりひりと痛い。
 
 時間が解決してくれるのを期待して、出社したが、昼になっても一向に好転しない。念のため医者に行き、インフルエンザの検査をしてもらったが、そうではないとのことで、一安心。医者は疲れと酒で風邪を悪化させていると言うのだが、異論はない。解熱剤と抗生物質を処方してもらい、早速飲んで、夕方から少し楽になった。
 
 今日も、明日も、明後日も欠席しがたい宴席があるが、医師は、酒は厳禁、ウーロン茶にしなさいとのこと。ということで、当面は酒厳禁の日々となる

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