惜別の酒席
2008年10月新潟時代の日記です。
今月22日までの、残り少ない新潟勤務だが、
積年の義理もあり、連日呑み会が続いている。
毎日相手が違うから、同じ話をすれば良いので、気は楽だ。
この8年間、新潟の四季の情景と食を堪能し、
人の心に触れて、充実した生活だった。
と、先ずは惜別の情を述べる。
それに、今回の異動の経緯を、少しばかり脚色して話せば、
酒の肴には格好だ。
お喋りの方はそれで良いのだが、酒の方はそうはいかない。
最初の乾杯ビールに続き、
〆張鶴、麒麟山、八海山、久保田等、新潟の酒を順番に呑む。
銘柄を変える都度、今度はこっちで飲みなさいと、
色の違う「ぐい飲み」が、出され、酒飲みの自尊心をくすぐる。
おまけに、この相手と呑むのはこれが最後かと思うと、
ついつい頑張ってしまうし、調子も出てくる。
3日も続くと、アルコールが翌朝まで残り、
昼間はぼけ~っとして、夜に備えることになる。
夕方になると、今日も又かと、ため息の一つも出る。
こうなると、最初(8年前)に酒は弱いと言っておけばよかったかな、
とも思うが、今更いかんともし難い。
10月に東京に戻り、新たな会社に勤めるのだが、
早速、呑み会、出張、ゴルフ、宴会などが、目白押しのようで、
今度こそ、酒は呑めない、と最初に言っておこうかと、
真面目に考えている。
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