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罰金100万円は回避

 2011年8月節電成功の日記です。
 
 夏場のピーク電力15%カットのノルマを達成すべく、
埼玉の2工場と群馬の1工場、合計3工場で、
操業日と時間をずらす等の対策を実施したが、
結果として、7月は25%のピークカットと大幅な超過達成だった。
世間も頑張ったようで、
東電管内全体では20%のピークカットだったとか。
 
 東電は毎日電力の需給見通しを出しているが、大幅な余裕だ。
今日の最大使用電力消費は3900万キロワットだそうで、
昨年の相当日の5700万キロワットに比し、
2000万キロワットも少ない、三分の二程度だ。
勿論、昨今の暑さ一段落が寄与している事も大きいだろうが、
7月中旬の猛暑の時も、最大電力消費は
4600万キロワットで、東電の予想を大幅に下回っている。
 
 この先、8月の東電の供給能力5600万キロワットに対し、
予測される消費電力は5500万キロワットだからギリギリだと言うが、
そんな事はなく、余裕をもってクリアしてしまいそうだ。
最早、日本で一番電力供給に余裕のあるのは、東電の様相だ。
こんなに消費電力が減れば東電の収入も大幅減となり、
それでは成り立たないから結局料金値上げとなるのではと、
余計な心配までしてしまう。
 
 少々の苦難は一致協力して乗り越えてしまう日本人の生真面目さ、
我慢強さを改めて確認したことになるが、
管首相(民主党)もその辺りを見込んで原発を再稼動させない、
と言っているとすれば、相当なものだが、どうだろうか。

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