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自民党総裁選と野党

 2021年9月の日記です。
 
 この数日、テレビは今月末の総裁選一色だ。
数日前までのコロナ&菅バッシングには辟易だったが、
今度の総裁選はなかなか面白い。
1か月後に総選挙が控えているから、
出馬する人は派閥より、世論を意識した発言が多い。
おまけに、退陣を表明した菅首相を
改めて評価する論調も出ている。
 
 9月末に総裁が決定し、10月に国会で首班指名、
それに続き組閣し、党役員を決めるさまは、
筋書きのないドラマ、支持率はご祝儀相場、
河野首相なら、70%も夢ではない・・・
結果、総選挙は自民の圧勝だろう。
 
 今、野党はいろいろ文句を言っているが、
力んでいる割には、又、言っているな、の程度。
最近は選挙公約めいたものを出しているが、
結論に至るまでの議論がなく、最大公約数、
各党、政治家の個性が見えてこない。
 
 で、今の野党には、自民の総裁選ほどではなくても、
人気取りのセレモニーが必要ではないか。
例えば・・・
影の首相選などどうだろうか。
国会議員を擁している野党から立候補者を募集し、
揃ったところで告示し、政策論争をする、
投票は国会議員の各一票に加えて、
野党による独自の世論調査(10万人位?の)で比例配分して
国会議員と同数とする。
日程は自民と全く同じにすると面白い。
 
 とは思うが・・・
今の野党はこういった遊び心はなく、くそ真面目、
正しいことを言っているつもりだが、
正しいことは他にもあると理解しない。
与党の失点待ちだけだから、次回の総選挙も負ける。
 
 
追:総裁選の結果はご存じの通り岸田総裁に決まり、
  首班指名後の総選挙で自民が圧勝、作戦成功だった。
  ただ、岸田首相は、河野等、総裁選の競争相手を冷遇して使わない。
  如何にも容量が小さい。

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