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お正月に抗ったぜ。

あけましておめでとうございます。

箱根駅伝も終わって、お正月も終わりが見えてきましたね。どうやら今日からUターンラッシュが始まったみたいです。

前にもnoteで書いたことがあるのですが、わたしはお正月の時間がゆっくり流れる非日常感と、閉塞感がして、どうも苦手です。わたしの友人たちも類友なのか、LINEとかしてて「なんだか調子悪そうだな」と感じることが何回かありました。

昨年末から、「家でお正月過ごすの嫌だな嫌だな」と思って憂鬱でした。けれど、終わってみれば、意外と平気で少しびっくりしています。お正月らしいことを一切しなかったのです。

まず、大晦日に年越しそばを夕飯として、紅白を観ながら食べました。「お腹すいたし、食べちゃう?」そういうノリで19時くらいに食べました。あとは23時半くらいまで、自室に缶チューハイ持ち込んでネットしてた。もっと言えば、求人サイト見てました。笑

元日は急遽、友人たちと中野で飲むことになって、中野デビューを果たしました。最初は初詣に行くはずだったのだけど、いつの間にか飲みに。女子3人5時間ぶっ通しで食べて飲み続けて、普段はあまり二日酔いにならないけれど、その日は珍しく帰宅してから頭痛と悪寒がして布団の中でブルブル震えてました。元日に食べたものが、赤いきつねと餃子って、完全にお正月に抗ってて最高だと思いました。

今年はおせち制度が廃止され、家族全員が各々好きなものを食べました。作るのも大変だし、子どもの頃から好きでもないものをありがたがって、何日もかけて食べるのが、どうにも居心地悪く感じていたので、おせち制度の廃止は作り手としても食べ手としてもWIN-WINだったんじゃないかと思います。

おせちの代わりに、中野飲みの時に友人がフォンダンショコラとパンを作ってプレゼントしてくれたので、それらを3日間かけてありがたがって食べました。おせちよりも数倍ありがたみがありました。

昨日(2日)は、どっちでもよかったけれど、一応初売りへ。だけど、「これを買う」という明確な目標がなかったので、おそらくわたし史上初(毎年、母親と一緒に行って別行動する)母親との待ち合わせ時間まで、時間を持て余し、コーヒー飲んで時間を潰しました。買い物に一緒に行って、時間を持て余しているお父さんの気持ちが何となく分かった気がします。

今日(3日)は、遅れてなのか、先取りなのか分からない大掃除をして1日が終わりました。もう学部を卒業して4年になるのに「いつか使うかもしれない…」と、ずっと授業のレジュメを捨てられずにいました。福祉なんて、日々、法律も精度も医療情報も変わり続けるものなのに、かけた学費(わたし払ってないのに)と、時間と労力をなかったことにするようで、ずっと捨てられませんでした。レジュメの入ったバインダーが、本棚の多くを占拠し、増えた本たちの行き場がありませんでした。色々な本を読むようになって、だんだんチョイスする本のセンスが上がってきているなと実感する一方で、いい本を選んでいるのに収まりどころがないというのは、ちょっと残念な気がしていました。しかし、本棚は限られている…。ずっと前からレジュメは捨てなければいけないと思っていたのだけれど、踏み切れずにいてモヤモヤ…。今日、思い切って捨てるに踏み切れた理由は特にないのだけれど、「今の自分なら、捨ててしまっても大丈夫」そんな気がしたんですね。もしかすると、自信がなかったから、本棚にレジュメを置いておくことがお守りがわりのようになっていた気もするし、だから安心できていた部分はあるかもしれません。だけれど、レジュメを捨てて空いた本棚のスペースに、好きな本や新しいジャンルの本で埋めていきたい、そんな風に思えました。実際、空いたスペースに最近読んだ本や、好きな本を並べたら、その棚がめちゃくちゃ特別な空間になりました。

捨てたレジュメたちは、紙袋5袋分くらいになり、そのほか、服、リュック、その他諸々捨てました。このあとのゴミ出しもなかなか大変そうなのですが、今はとても気持ちがすっきりしています。必要なものは長く大事にしながら、いい意味でどんどん消費して、自分の中に大事なものが蓄積されていくような年になればいいなと思いました。

今年もよろしくお願いいたします。


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