そこそこ終わっている人間と食生活

私はそこそこ終わっていますので、そこそこ終わっている人間らしく、野菜に期待をしていません。そのため、そこそこ終わっている人間の食生活は、大分終わっています。
健康的でも文化的でもありません。多分安全でも適切でもないことでしょう。

『サッポロポテト』に7種の野菜という表記があればそれを買って食べながら、
「今日の野菜クリア!」
と思っていますし、『マイクポップコーン』にレタス2個分の食物繊維と書かれていれば、
「今日はレタスを2つも食べたぞ!」
と何なら自分を褒めています。余談ではありますが、ポップコーンに対してレタス2個分の、だなんて、とうもろこし側はどんな気持ちでいるのだろうと毎回考えたりもします。


勿論、野菜に対しての認識がそんな風ですから、日々の食事にだって期待はできません。
連続して同じものを食べ続けられるという性質を備えているため、そもそもバリエーションが乏しいのです。ごはんとインスタントのお味噌汁、そして名前のない料理、で1食を終わらせることが結構な頻度であります。名前のない料理とは例えば、豚肉を塩こしょうで焼いたものだとか、豚肉をおしょうゆ味で焼いたものだとか、鶏肉をやっぱり塩こしょうで焼いたものだとか、そういう類のものです。料理らしい料理なんて、長らくしていない気がします。
でも、Webライターの食生活なんて、大体似たり寄ったりこんな感じで外には発表できないものなんじゃないかと私は思っています。おしゃれなVログを撮る同業者の方以外は、終了気味の食生活なのではないでしょうか。日々しっかりと栄養を意識した食事をしていますというWebライターの方がいたら自信をなくしてしまいそうなので、本日はこの辺で終了とさせていただきます。

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