ヴェーハー・K・タツヤ

コトバさえあれば。

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ポートフォリオ

はじめまして。 Webライターとして活動しております、田中達也と申します。 ポートフォリオをご覧いただきありがとうございます。 以下、私の自己紹介や実績をご紹介いたします。 自己紹介生年月日(年齢):1994年11月15日(28歳) 住んでいる場所:東京都、カンボジア・プノンペン 職業:Webライター・編集者 保有資格:FP3級、介護職員初任者研修修了、日本語教師免許 現在、福祉系のニュース記事とカンボジアに関するコラム記事を中心に執筆しています。 趣味はカフ

    • 日記20200614【in カンポット】

      青い空。白い雲。 緑の山々に明るい茶色のゲストハウス。 景色もきれいで空気も澄んでいる。 オーナーはホスピタリティに溢れ、ゲストハウスの値段も個室で7$とお手ごろだ。 さすがbooking.comで8.5以上の評価を得ているだけはある。 ただひとつ、たったひとつだけ。 ……まわりに何もない。 カンポット州都の郊外に位置していて、周辺5km圏内にあるのは家族がやっているローカルのお店数件だけ。しかも朝食のみ。 カンポット自体はこの間までいたコンポンチュナンとは違

      • 日記20200612【in カンポット】

        太陽の日差しが木造のゲストハウスを赤く彩る。 その周辺にはココナツの木々が立ち並び、空に向かって背伸びをしていた。 高く昇った太陽は遠くの山々も照らし、大地に緑の種を蒔いた。 窓からこの景色を目にしたとき、来る人来る人「カンポットはよかった」と言ってたわけが、少しだけわかったような気がした。 カンポットはなんでも程よいなと思う。 ・観光スポットはあるけど、シェムリアップやシハヌークビルほど開発されていない ・だけどコンポントムみたいに何もないわけじゃない ・モンドル

        • 日記20200611【in カンポット】

          重い。 普段パソコンより重たいものを持つことない身としては20kgのスーツケースはコンクリートのように重かった。 インフラが整った国に旅行するんだったらスーツケースは便利だろうけど、カンボジアみたいに発展途上にある国だとスーツケースは機動性が悪すぎる。 道もガタガタだからコロコロもほとんど機能しないし。 なんとか荷物とともにソリヤ前のバス乗り場にやってきた。乗り合いタクシーは身の危険を感じるくらい速度出されることもあるし、リミットオーバーになっても人が乗ってくるので単

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        • くまえにっき。
          6本

        記事

          日記20200609【in プノンペン】

          人に会うのと荷物を取りに行くために一瞬back to プノンペン。 行きは窒息しそうなくらいすし詰め状態の乗り合いタクシーも、帰りは一つのいすにつき一人という常識範囲内の密度で帰ってこれた。 帰りはバンの中も快適で休憩もあったため、あっという間にプノンペンに到着。 地方からプノンペンに戻ってくるたびに、プノンペンと地方の乖離を感じる。 「そろそろプノンペンかな」と思い始める地方とプノンペンの境界。プノンペンの中だと「周辺」だけど、さっきまでいたコンポンチュナンから考え

          日記20200609【in プノンペン】

          日記20200207【in コンポンチュナン】

          今日でコンポンチュナンでの生活も終わり。 朝起きると腹痛が治っていた。以前プノンペンでもらった五苓散がすごく効いたんだと思う。漢方って効用がふわっとしているから懐疑的に見ていた一面もあったけど、適切に処方されればちゃんと効くんだなあ…。 朝は軽くローカルの穴の開いていないドーナツを食べた。この味、どこかで食べたことある。サクサクとした生地、ほんのりした甘味…。 そうだ、完全にサーターアンダギーだ。 プノンペンから遠ざかりわざわざ田舎まで来たのには理由がある。今後につい

          日記20200207【in コンポンチュナン】

          日記20200606【in コンポンチュナン】

          夜に廊下の戸を閉めるようになってから、部屋に侵入してくる虫が相当減った。よかったよかった。 昼、いつものように近所のコンポンチュナンマーケットの食堂でごはんを食べる。 今日の献立はソムロー・マチュー・ユオン(魚のサワースープ)。ソムロー・マチューはしばらく食べてこなかったので、久しぶりに食べるとかなり美味しく感じられた。絞ったライムがトロピカルな爽やかさを演出してくれる。まあ、食べているところは雑多な市場の一角にある食堂なので爽やかさとは程遠いのだが。 ぼくがごはんを食

          日記20200606【in コンポンチュナン】

          日本語を教えても意味ないって言われるけど

          日本語って難しいですね。 ヴェーハー・K・タツヤです。 ぼくはZAPの提携会社であるYouArt Academyで日本語教師としても働いています。 直接言われたことはないのですが、最近、「日本語をカンボジア人に教えても意味がない」という声もよく耳にするようになりました。 今回は日本語を教える意義について少し考えていくことにします。 日本語を教えても意味がないと言われるようになった理由日本語を教えても意味がないと言われるようになった理由、それはなぜか。大きな理由は二つ

          日本語を教えても意味ないって言われるけど

          直観を言葉にして贈る仕事―メッセンジャー(霊視)を体験してみた

          もし心を第六感で感じて言葉にすることができる人がいると言ったら、みんなから笑われるだろうか。 さらにぼくが実際に体験してみて深い感銘を受けたと言ったら、あなたは怪しむだろうか。 ぼくが今関わっているトークンハウスコミュニティには、ぼくが今まで見たことも聞いたこともなかった仕事をしている人がいる。 ミクちゃん―彼女は幼いころから特別な力を持っていると有名な霊媒師に言われ、それから大人になってメッセンジャー(霊視)を生業にして生きていた。 今回はそんなミクちゃんにオンライ

          直観を言葉にして贈る仕事―メッセンジャー(霊視)を体験してみた

          こんなに目の前には自由が広がっているのに、あなたは一体何に縛られているの?【生きていく場所は自分で選べる】

          突然ですが、質問です。 みなさんは、大人になって良かったなって思う瞬間は何ですか? 大人は、自分の人生を自分でデザインできる。僕が大人になって良かったなって思う瞬間、それは自分が生きていく場所を自分で選べるようになったことだと思っています。 高校生までなんてほとんど自由は与えられていなかった。学校と家しかコミュニティがないことがほとんどなので、そこの居心地が悪いと詰みます。 だけど大人は違う。どれくらいのお金を手に入れて、どんな仕事をし、どんな人生を歩んでいきたいのか

          こんなに目の前には自由が広がっているのに、あなたは一体何に縛られているの?【生きていく場所は自分で選べる】

          悪は善を知っているが、善は悪を知らない

          題名にもなっている「悪は善を知っているが、善は悪を知らない」は、チェコの作家フランツ・カフカの言葉だ。そして、僕の座右の銘でもある。 この言葉は、「元来、人は善人である」という性善説に依拠しているのだと思っている。だから善は、変化によって生まれた悪のことがわからない。しかし、悪は善が変化して生まれたから善のことも知っている。 悪を知っている善になりたい僕は悪を知っている善になりたいと日々思っている。 それはもちろん悪になりたいという意味ではなく、僕は悪が蔓延るような表に

          悪は善を知っているが、善は悪を知らない

          コトバの匂いや肌ざわりを忘れるところだった。

          ぼくは今文章を書いている仕事をしている。 主にwebで。 ぼくは昔から文章を書いたり読んだりするのが好きで、それが仕事になったらなって思ったりした。 今、夢はけっこう叶っている。 だけどなんだろう。この言い難い喪失感は。 webでは好き勝手書いてはいけなかった。 google大先生が機嫌を損なわないように、キーワードをいつも考えないといけなかった。 SEO対策のために、一定以上の文字数を意識しなくてはいけなかった。 単純明快な文が好まれるため、文章は暗喩を入れ

          コトバの匂いや肌ざわりを忘れるところだった。

          「値段が高い物=価値がある物」ではないたった一つの理由

          大学生になると、多くの人がバイトなどをして、今までより”お金持ち”になるんですね。 それに従って、持っている”物”も高校生の頃に比べて”価値が高い物”になっています。 何万もする財布や鞄、洋服などを買うわけです。 ところで、それらは本当に”価値が高い物”なのでしょうか? 本当だとすれば、その価値は一体誰が決めたのでしょうか? 例えば、リーバイスのジーンズの方が、ユニクロのジーンズよりも”価値がある”とされています。 それはなぜでしょう? 品質の差? ユニクロのジーンズ

          「値段が高い物=価値がある物」ではないたった一つの理由

          きっと大丈夫。

          「つらい」 「つかれた」 そんな気持ちを抱えて、夜遅くに帰宅。 疲れが癒えないまま、朝早くに出発。 子どもも、大人も、自分の感受性をボロボロにしながら今日も生きている。 もしかすると、あなたも…。 でも、きっと大丈夫。 ここにあるノートを読めば、「きっと大丈夫」の魔法があなたを癒してくれるはず。

          現実に追われてる僕と同い年くらいの人たちへ

          僕はニンゲンで言ったら21歳。 大体このくらいの大学生はいわゆる「就活」がこのくらいの時期から始まるんだ。 「就活」が始まると 今までキラキラ輝いていた人たちが みんなと同じようなスーツを着て みんなと同じような靴を履いて そして自分と同じような姿の他の就活生の中に紛れながら「就活」をするようになるんだ。 よりよい「内容」よりも、よりよい「条件」を求めて。 「やりたいこととやれることは違う」って自分に言い聞かせて。 そうして自分の個性や感受性を押し殺していくんだ。

          現実に追われてる僕と同い年くらいの人たちへ

          言葉にすれば

          ニンゲンってどうして素直になれないんだろう? どうして、「素敵だね」っていう たったヒトコトが言えないんだろう? ふと辺りを見渡たせば、 そこにいるのは 妻の悪口トークで盛り上がっている会社員に 夫の悪口トークで盛り上がっている主婦たち。 言葉には、「チカラ」がある。 そのチカラは目には見えないけれど、 心を包み込む光にもなれば 心を突き刺す刃にもなる。 いつも同じような不満を持ってる人たちと一緒になって、心に潜む刃を見せあっている。 そのくせ、 「今日も料理を作