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知っ得!知名度の割にスゴい観光スポット3選②

知名度の割に見応えがあったり心を動かされるような、知るだけで得する「知っ得」な観光スポットを紹介する記事の2回目です。

※前回の「知っ得」はこちら。
https://note.com/ninfea85iri/n/n5d406c7e41ff

ちなみに私は「知っ得」という言葉が嫌いです。知らないと逆に損するということを暗に示して注目を集めようという浅ましさを感じるので……。

というわけで今回も、「知っ得」なスポットを3つ紹介します。

① 座喜味城跡(沖縄県)

旅行好きの方に見られたら「いや、知名度も何も世界遺産になってる超有名スポットやんけ」といわれる可能性がありますが、旅行に興味ない方から見ると「沖縄の観光スポットって海と首里城以外あるの?」「グスクって何?」というあつかいを受けることもあると思うので紹介させてください。

座喜味城は、尚巴志が住む首里城を守るために護佐丸によって建てられました。護佐丸が築城の名手と呼ばれるゆえんとなった、見事な石垣を持つ城(グスク)です。

尚巴志って誰? 護佐丸って誰? 結局グスクって何? など大量の補足説明が必要ですが、ここでは省きます。

ものすごく大雑把に一言でまとめると、王様(尚巴志)が首里城に住んでいるので、守護するために家臣(護佐丸)が城と聖域を兼ねた施設(グスク)を作ったというような解釈でたぶん大丈夫です。

くわしく知りたい方は、過去に外部メディア様で書いた下記の記事を確認お願いします。
https://tripnote.jp/m/okinawa-honto/ryukyu-gusuku

第二次世界大戦後に復元されたものですが、ゆるやかな石垣のカーブが美しいですね。他の城(グスク)とまとめて世界遺産にも登録されています。

学校で一般的に習う日本史にはほぼ登場しない、琉球王国の歴史を感じさせる非常に面白いスポットです。

② 乳岩峡(愛知県)

愛知県・新城市にある景勝地。渓流や奇岩が見どころのハイキングコースがあります。

名古屋から車で日帰り圏内とは思えない清流。

奇岩を乗り越えていきます。

ほとんどハシゴ状態の階段。

夕方には名古屋に帰ってこれる距離ながら、秘境のような雰囲気がただよいます。おすすめ。

③ホテルアンテルーム京都(京都府)

観光スポットではなくホテルですが、おすすめしたい場所。

ロビーに現代芸術が飾られていたり、芸術家がデザインした部屋があったりと、全体としておしゃれな雰囲気のデザインホテルです。食事もおいしいどころかむしろ強みにしているレベルで、全体の清潔感も問題なし。

その割にビジネスホテル並みの価格設定だったりシングルで宿泊できたと、きちんと利益を出せているのか不安になるくらいです。

元々好きなインディーズゲーム『アンリアルライフ』とコラボしていたので宿泊しましたが、それがなかったとしても優秀ですね。今度から、京都を観光する時はここを常宿にする予定です。

那覇のアンテルームも、全室ハーバービューで安めのビジネスホテル並みの価格なので泊まってみたいですね。

……ところで、本当にどうやってこの価格を実現しているの?

まとめ

今回は以上です。どれも旅行好きならすでに知っている、あるいは聞いたことがあるかもしれませんが、実力の割には知名度がひかえめでいつ話題になってもおかしくない場所です。

有名になりすぎて混み合う前に訪ねてみてくださいね。

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