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知っ得!知名度の割にスゴい観光スポット3選①

はじめに

知名度はそこそこだけどスゴい観光スポット、つまり「知っ得」な観光スポットを紹介します。

タイトルに「観光スポット3選①」とあることからも分かるように、3つ選んで終わりではなく、シリーズ化を前提にしています。

一気に紹介すればいいものを3つずつ小出しにして長引かせる寸法です。

話をもどしましょう。

個人的な意見ですが「知っ得」というワードが少し苦手です。

「コスパ」や「インスタ映え」といったワードと同じような「知らないと損だよ」とアピールしているような浅ましさを感じるからかもしれません。

話をもどしましょう。

今回は、スゴい観光スポットなのに知名度がそこそこレベルにとどまっている、知っ得でコスパ抜群、インスタ映え間違いなしの場所を3つ紹介します。

①水中鯉のぼり(山口県・防府市)

山口県・防府市の小野地区にある佐波川では、ゴールデンウィークになると水中に鯉のぼりが出現します。

地元の有志の方々が地域活性化のため行っており、時折舟で絡まりを直している様子を見ることができます。

川の流れにゆられて、まるで空を泳いでいるかのようです。

鯉のぼり自体が水の中を泳いでいるかのように空を泳ぐものなのに、それが水中にあることによって「水の中を泳いでいるかのように空を泳ぐはずの鯉のぼりが水の中をまるで空を泳いでいるかのように泳いでいる」という文章にすると意味不明な現象が発生しています。

間もなくゴールデンウィークなので、山口県へ遊びに行く方は防府天満宮などとセットで訪れてみてはいかがでしょうか。

2022年の開催時期は、5月3日〜5日の予定です。小野小学校を目的地にしつつ佐波川を渡ろうとすればほぼ確実に発見できるはずです。

予定変更があったり迷ったりしても責任取れないし知ったこっちゃないので、きちんと下調べをおすすめします。

②浮島の森(和歌山県・新宮市)

簡単に説明すると、沼地に枯れた植物が堆積して泥炭となり、その上に木が生えてできた森です。

住宅街の真ん中にある沼地に森が浮いており、しかも北方系の植物と亜熱帯の植物が同時に混生しているという日常の中の非日常を体現したようなスポットで、天然記念物に指定されています。

通路が設けられていて森の内部に入れますが(有料)、美女を飲みこみ姿を消した大蛇の伝説が残っているので、散策には注意が必要かもしれませんね。

③アトサヌプリ(北海道・川上郡)

ここは知っている方も多そうですが、期待値以上に面白かったので紹介。

508メートルの活火山です。アトサヌプリはアイヌ語で「はだかの山」を意味しており、「硫黄山」というそのまんまの別名を持ちます。

噴煙のすぐ近くまで行くことができます。場所によっては足元からピロピロという音とともに熱湯がわいてきたりしていて、愉快だけど少し注意が必要です。

噴煙を勢いよくあげている元気な活火山で、何かあってしかも逃げきれなくなった時のために地下室も用意されています。

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おわりに

いかがでしたか?(キュレーションサイト風に)

ゴールデンウィークの参考にするには微妙に遅い気がしますが、もしちょうど近くまで行く予定があるという方がいれば、ぜひ選択肢に加えてみてくださいね。

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