株って買ったはいいけど売るタイミングわからないよね

株シリーズの最初をボボボーボ・ボーボボの見出しで初めてしまったので、とりあえずお気に入りの1シーンを載せておく。見たことない人は全く意味が分からないだろう。私もわからない。


さて、無事に小僧寿しの株主となった私であったが、株を買って思ったことがある。


「株価って全然動かない…」


勝手なイメージで株価って毎日上がったり下がったりしてちょっと上がったら売って利益を出してまた伸びそうな株を買ってを繰り返す。いわゆるデイトレードを株の世界の常識と思っていた。


そんな中、小僧寿しの株価が10円近く上がることがあった。値上がり率25%。株の世界では25%の値上がり率と言えば相当大きい出来事である。すぐに利確(私益を確定)してもいいレベルである。しかし当時の私、もしかしたら株をやったことのある人なら誰しもが出会うであろう仮説が頭をよぎる。


「今売ったら1万近く利益が出る。けどもし売った後に利益が出たらもったいないなぁ。もしかしたらもっと値上がりするかもしれない。もうちょっと値上がりしたら売ろう。」


皆さんはどう思いますか?今売れば1万円の利益が出る。いわゆる不労所得である。せっせせっせと1日働いて手に入る金額くらいである。もしかしたら売らなければ上がるかもしれない、逆に上がらないかもしれない。ただ確実なのは今売れば1万円の利益が出ることである。


欲深い私はそのまま待った。その結果株価は2倍近くになったのでその時点で株を売って、初めての株取引は利益を生み出すことができた。


今考えればあまり賢明な判断ではなかったと思う。反省すべき点は、自分の中でいつ株を売るのかということを決めていなかったことである。


人間は欲深い生き物であるので、利益が出ればもっともっと欲しいと思い、損失が出ればいつか上がるからまだ売らないでおこうと思うものである。株の世界では人間としての感情は判断を鈍らせる要素である。そのためこれから株を始める方には、感情に左右されない自分ルールを決めておくことが必要である。


言うは易く行うは難しとよく言ったもので、いまだに私も完璧に実行できていないが、過去の経験をもとに成長していきたいと思う。

以上

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