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#3 ゆるり世界見聞録〜初海外一人旅ベトナム〜

3月に6日間ベトナムを一人旅行。いろんな意味で期待を裏切られた旅となりました。

私が訪れたのは、中部ホイアンと南部ホーチミン。
ゆっくり時間の流れる古都ホイアンと、超都会のホーチミン、ある意味両極端な二つの街を、カメラを提げて自由気ままに旅しました。

ホイアン

ホイアンはランタンの街。今回の旅の一番の目的でもありました。
街中いたるところにランタンが揺れ、道ゆく観光客たちもどことなく浮き足立っているご様子。素敵なお土産に目移りしながらまずは散策。ランタンがあまりに可愛くってシャッターを切る手が止まりません。

ホイアンはそのエリア自体が小さいためか、観光客がみんな集まっているのでどの道も人通りはすごく多いです。
ランタンの揺れるお土産やさんが立ち並ぶ通りをお散歩すればカラフルな雑貨やあれこれに目移り、ときめきが溢れてしまう。
川沿いには市場が広がっていて、お土産やさん通りとはまた一風違った雰囲気です。たくさんのお魚や見たことのない果物や食べ物が並んでいます。この辺りは、お店のおばちゃんたちがおしゃべりする声とバイクのクラクションに、道ゆく人々でひときわ賑やか。
お買い物をしつつ、カフェで休憩をしつつ、夜になるのを待ちます。

夕方になりだんだん日が傾いてくるにつれ、カラフルなランタンにも灯がともりはじめる。いよいよホイアンの夜です。通りはさらに人で溢れ、街全体が夜の始まりに活気立ちまるでお祭りのような雰囲気に。どこからかお囃子のような音楽も聞こえてきます。

昼間は何にもなかった道のそこら中にお店が並び、屋台からは香ばしい匂いが漂い、陽気な雰囲気にこちらまでウキウキ。

川には灯篭流しの船がたくさん。ホイアンの街をさらに美しく魅せてくれます。

さすが女子旅人気急上昇中のホイアン。女子の心をくすぐる素敵な街でした。朝、みんながゆっくり歩いている。まだ暑くなる前、涼しい風が吹いている。静かな空気が流れる。昼になるにつれ、だんだん人が増え、賑やかになり、観光地としてのホイアンの顔が見えはじめる。夜になるとガラリと雰囲気が変わり、ランタンの優しい光の中に街が浮かび上がる。そんないろんな姿を見せてくれる、優しい街ホイアン。堪能しました。

ホーチミン

ホイアンからホーチミンへの移動は、時間の節約を優先し、今回は飛行機を利用しました。が、ここで一つトラブルが、、、。
1時過ぎの飛行機を予約したので朝11時ごろダナン空港に到着しチェックインしようとしたのですが、チェックインカウンターで私が登場予定だった飛行機はもう飛んでしまったよ、と告げられたのです。
なんと、私が予約した飛行機は深夜1時過ぎの離陸で、昼間の1時ではなかった!!アホすぎる。。。

ということで飛行機を取り直し、予定より半日ほど遅れてホーチミンに到着しました。

ホーチミンは、私の予想と反して、街全体の熱量がすごい!
と思ったのは、実際に気温がすごく高くてムシムシした暑さのせいなのか。
途切れることなく駆け抜けていく大勢のバイクの音とカオスに圧倒されていたからなのか。はたまた、市場に所狭しとぎうぎうならぶお土産やさんと、カタコトの英語で客引きをする店のおばさんたちの声と、その間をすり抜けるように歩く観光客たちのエネルギーのせいなのか。

とにかく、ベトナムの都会は暑くて、音が多くて、人も車も建物も道端の屋台も全てが、神様がえーいってバケツをひっくり返して散りばめたような”混沌”だったように思います。

普通のベトナムの街中に突如ピンク色のディズニーに出てきそうな教会が現れたりする街なのです。大きなビルやショッピングセンター、洋風の郵便局に紛れて、ちょっと古そうな家から普通に洗濯物のかかったロープが伸びている。まさにカオス。。。

初めての一人旅は、無事大きなトラブルもなく終えることができました。初めてだからこそ、いろんな人との出会いもありまさに一期一会を実感。ホイアン最初の夜を一緒に歩いた、国籍も様々な宿のゲストたち。スイカをくれて、ベトナム語を教えてくれた宿のスタッフ。一人で出向いたバーで仲良くなったベトナム在住アメリカ人たち。たまたまベッドが隣だったことがきっかけで夜ご飯を一緒に食べたあの子。素敵だなぁ。

旅の醍醐味は、旅に出なければ出会うことのない人たちにたくさん出会える事かもしれない。一人旅なのに、孤独に感じることがほとんどないなんて。ますます。旅の沼にはまってゆく。そんなことを思ったベトナム一人旅。完結。




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