見出し画像

一年間を振り返る(3月編)

毎年恒例の2023年を振り返っていきたいと思います。ただし、去年は3万字くらいの超大作になってほとんど読んでもらえなかったという苦い経験があるので、今回は四部作11回に分けていきたいと思います(1月を書いたらいきなり長すぎた)。年末年始で時間がある皆さんのぜひコタツのお供に読んで欲しいです。

今回の3月編は大体5分くらいで読める分量です。


3月編

経営という背後霊

会社を建てた時自然と何も感じないけど、
毎日そのストレスが溜まっていくのがわかる、英雄、色を好むのはおそらくその逆の動きで体の中の複数のベクトルをマイルドに調整しているんだろうな

3月

経営者になるということに慣れない、これが今年中ずっと付き纏いました。自分ってなんなんだろう、そんな悩みの中で駆け抜けた一年でした。

なんか技術とか ビジネス的なスキルを求める意識高い系多いっすけど
まず情熱をかけられるなんか見つけた方がいいと思うとか思った、22の夜

3月

どんなに文句を言われようと進んでいれば正義、
そしてそれをきちんとエコノミーを乗せる

3月

若者の戯言ではありますが、そこまで間違ってもいない気がします。情熱をかけて何かを実現させる。それが大切なのではないでしょうか。

ただ、不安すぎて辛いけどな
辛い辛い、辛い、

単純に、いまは時間不足と睡眠不足
ここを改善する

3月

中小企業を作りたいわけではないんだろう?
そこから何が生み出せそうか、日々考えねば

8月

創始者たちを見て思ったんだけど
マスクは、マップのアプリ
ベゾスは、本屋まずはコアにちゃんと売れるもん作らんとあかん28にはイグジットして金銭的に楽になりたい

9月

9月にはこんな弱音も吐いておりました、、、。辛さは変わりませんからね、それを越えられるかな。

3月に仙台でしたイベントの様子



たまに感じる違和感

義務教育がなぜ生まれたのかをなんか曲解しているような感じがする最初の問題意識をスタートにして生まれたサービスをどうして国が支援しているのかなどは本当に考えるべき

義務教育はベルトコンベアーすぎるとかで嘆く人はそもそもの制度の発展に対して理解がない気がするなぜ生まれ、なぜ続いているのか、

それを理解せずに浅いサービスを作ると本質的な解決には向かわない

3月

これは単純に制度面に対して解決しようとする人全般に思うことでもあります。「なぜそうなったのか」これを理解せずにそれを突破しようとするのは先人に対しての敬意も感じられませんし、相手とのコミュニケーションがうまくいかないのが目に見えています。

本当に世界を変えたいのなら、その歴史を知らないといけない。その言葉を知らないといけない。そうやって僕たちはしていきたいと考えています。例えば大学についてもそれが言えると思います。

きっと僕らが改革することで色々な負の側面が出るだろう、でもそれがない改革なんていわゆる“なんちゃって“なんだと思おう 

4月

改革とはその負の効果はつきものです。もちろんその負を最小化させることも大切です。しかし、それがないような改革が本当に意味のあるものなのかは非常に疑問符を感じています。

構造的な課題に対して、多くの場合、表層的な問題と捉える方が、楽でそしてめちゃ大衆ウケがいい。
それをどうやって改善していくか 

4月

解決したい問題も表層で捉えてはいけないと思います。本当に改善したいのであればわかりやすく・説明しやすい一個より、本当の課題一個を改善した方が良い。それを考えて私たちは今後も進み続けます。



Science Hiveについて

上記の話に関して、実は研究資金のあり方について僕は新しいものを作ることができないかと考えていました。

現在の研究資金は多くが政策など国家のものに頼っています。これは別に悪いことではありません。ただ、それではその意思にそぐいにくいものやそぐわないものは支援を後回しにされてしまいます。例えば若手研究者はその一つかもしれません。

なので私たちは新しく研究資金について作ることができないかと思い、こんなピッチコンテストを始めました。

実際にお金を集めてイベントを実施することは成功しました。下記のような形で発表もうまくいきました。

発表している様子

終わった瞬間にこんなことを思いました。

結局文句を言うのは、何も作っていない人、
仲間を信じて、from scratchで未来を作れ

3月

生きててよかったな

3月

本当に終わった時生きててよかったなって思いました。というのも実際にこの案を出したのは2022年の8月でした(詳しくはこの2022年版のものの8月をご覧ください。)、足掛け8ヶ月。。。

これが当該記事

そしてもう一個、考えたことがありました

ビジネスはいつかやろうだけど、コミュニティはまずグローバルにする
これができるのが大切

3月

「このイベントはきっともっとグローバルにすべきだし、その基盤のコミュニティもグローバルでなければならない」そんな思いが胸をかすめていました。来年はそうしよう、そんな期待は5月に打ち砕かれることになります。詳しくは12月編でお話しします。

コミュニティメンバーとのご飯!よかった!



歴史にする

フォーマット化する・規格化する、これの偉大さというのは計り知れません。その一つの偉大な結晶として水曜日のダウンタウンの〜説というのがあると思います。ここまでエンタメとして昇華できているフォーマットはすごいと思います。そのようにフォーマットができるとその歴史が生まれていきます。ただそんな簡単にフォーマットを広めることはできません。

普通にwbcえぐい

3月

今年のWBCを見た方はわかると思いますが、例年にも増して非常に盛り上がっているように感じました。そして試合も非常に接戦だったり、緊張感があるものが多かったです。

野球自体は世界的にはあまりメジャーなスポーツではないと思います。だからこそWBCは世界的に有名になるためにも必要な取り組みだと思いますし、チェコ代表などの姿はその黎明期を感じました。野球という生まれてから時間のたっているものでさえ、サッカーと比べるとそのフォーマットは広がりつつあるのです。

そんな中で下記の動画を見ました。おそらくタッチすると当該箇所に行くと思いますが、一応述べておくと9:30の部分のインタビューです。


everything in life, you have to prove that its worth something before its actually worth something.
(人生において、時には価値を証明し続ければいけない。それが価値を持つ前に。)※MNSportsさんの訳を参考にしています。

3月
ネリいいこと言うやん、、、

Science Hiveという取り組みもそういうこと何だなって理解しました。続けて価値を証明し続けなければならない。Science Hiveも続けていこうとこころの底から思いました。

実は去年もこんなことを書いています。

正直コミュニティは有象無象に存在していて、その中で自分達が生き残る方法はただただ続けることなのではないかと思っています。それは僕が住んでいたUC BerkeleyのI-Houseという場所から得た発想でした。I-Houseは約100年前からある国際学生寮です。この歴史を感じたり、そのシステムを見ていると、生き残りそして場所を提供し続けるということがコミュニティとして偉大なことなのだと確信しました。場所がいい、飯がうまい、テストが難しい、そんな側ではなく人は歴史や時間の流れに対して一番心が動くのではないかと。そのためにもコミュニティは何よりも続けることを大切にしていきたいと思います。

出典




以上です

っていうことで3月の振り返りが終わりました。年末年始にかけてゆっくり出していくので一日2回くらい提出する予定なのでぜひ年末年始のお供に。

最後に今度やるイベントの宣伝と自分のアカウントとかを流しておきます。
ぜひフォローとかお願いします。


あとAppendix的な3月に気になって記事です。お時間あるようであればおひとついかが?(毎月あります)

3月に良かったもの気になったもの



この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?