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【ロープ類交換】全てのロープの交換がこれで終了

全ロープ類の交換プロジェクト、途中ジブハリヤード交換に失敗してマストを倒す羽目になったり、勢いで計画を前倒ししてジブファーラーを交換する事になり、挙句はフォアステイの交換と言う

ハワイに行くのにフランクフルト経由アンカレッジ乗り換えなのか?」

みたいな感じになりつつありましたが、ここに感動虚編… いや、感動巨編完結ですよ。

今日のマリーナは、

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天気も良く久里浜越しに富士山も綺麗ですが、10m超の北風で海は大荒れ、東映のオープニング映像が撮れます。
左側の軍艦は、オーストラリアのホバート級駆逐艦(QUADの合同演習に参加してたHMAS Brisbaneだろうか?)ですな。

ま、海はいいとしてロープ交換しないとね。

まずは、先日交換したジブファーラーの部分から。
可倒式のマストのウチのヨットは、マストを倒す際に当然ジブファーラー(と言うかフォアステイ)を外すわけですが、その際はボトムフォアステイエンドとバウプレートを留めているクレビスピンを抜いて、ジブファーラーシステムをフリーにしてやる形になります。
で、逆にフリーになったジブファーラーをバウプレートに取り付ける時には、ボトムフォアステイエンド先に付いたブロックに通してあるロープ

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このロープを引っ張って(つまりフォアステイにテンションをかけて)バウプレートに接続します。
ただ、このロープの色ってもんやりした中間色で、フォアステイのテンションは上がっても自分のテンションが下がるので、

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黒のロープに交換しました。
フォアステイのテンションは変わらずとも、私のテンションマックスに!

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空も綺麗だったんで、アップでもう1枚ですわ。

次にガフスパーを下ろす(つまりメインセイルを下ろす)ためのロープ。
ウチのヨットはガフリグですから、一般的なバミューダリグのヨットと違ってメインセイルの上には重いガフスパーがあるわけで、普段はピークハリヤード(バミューダリグで言うメインハリヤード)を緩めれば、頭上注意レベルで落ちてきます。
なので「こんなの何に使うんだ?」と思いつつも、ビルダーさんが建造した時から付いているので何の疑いも無く右へ倣え体質日本人な私は、このロープも存続させ、かつ今回新品に変えますよ。

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この黒いやつです。
どうせ使わないので、元々6mm(5mmだったかも)だったやつを、4mmの太さに変更。

このロープ、今家に帰ってこれを書いてる時に思ったのですが、リーフする時用なのかな?
それならこの艇はマリー・アントワネットの言った
「風が強ければセイルを降ろせばいいじゃない」
に従い、必要なロープやブロック等、リーフするための機構を全て取り払い、リーフ?なにそれ?日産の電気自動車かしら?仕様にしてるから余計に意味無いな…

ま、いいとして次にブームバング。
これはさっきのガフスパーを下ろすロープと同じ所に引き込まれるので、そっちと混同しないように白のカラーで。

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ブームにハリヤードヒッチで結んでやって、こんな感じで通して…(←元々こう言う風に通っています)

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ブロックを介してポートサイドへ向かって…

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おっと、イマジナリーラインを越えてしまいましたが、コクピット方面へ引き込まれて…

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ここに出て来て、カムクリートへ。
オセロカラーですな。
それとも囲碁カラー? いや、同じか。

よし!これでロープ類は全て交換!
あとは来年、センターボードホイストとラダー周りのラニヤードを交換すれば色も揃うな!

持って帰った古いロープは

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洗濯をしようと、結んだままヨットの外仕事用の汚いフリースと一緒に洗ったら、

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綺麗にはなりましたが、解けてグチャグチャですわ…

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干して、乾いたら雑索として保管しておきます。
ま、家に置いておく限り何の役にもたたないまま天寿をまっとうしそうな気がしていますが。