見出し画像

フリーランス×主夫の生活について。

晴れて2023年4月にてサラリーマンを辞め、フリーランスの道を歩むことになりました。それまでの経歴は過去記事をご覧ください!
30代になってフリーランスをしたいななんてぼんやりしていた矢先、実はあまり計画せずに「フリーランスになったれ!」と決意した次第であります。

主夫という自分を受け入れる。

私は最初は主夫になることについて、実はとても悩んでおりました。過去の自分の経験からも、主夫になるということは選択肢になかったと思います。この認識を感じた背景には、自分が蓄積してきた「べき論」という固定概念が意思決定に影響され、様々な選択肢を狭めていたという結論があります。最近話題となっている「イクメン」「男性の育休」など、家事育児に関わる男性は珍しくはない世論になっている中であっても、その土台にあるものは家計を支えるのは男性というベース。この感覚は私の価値観にも存在しており、旦那は外で働き家計を支える大黒柱である「べき」という固定概念でした。

実のところ私の両親は共働きで、父が家事育児参加が積極的だった環境で育った経験があり、家事育児への参加に対する疑問は一ミリもありませんでした。むしろ「共働きだから一緒にやる方がお互い楽だよね」と、夫婦共々そのくらいの感覚でしたが、どうしても子供の急病となれば当時パート勤めしていた妻が優先的にお休みをしてもらって、自分はフルタイムで働いて帰ってくる。それが共働きでも「あるべき」姿じゃないかなと、フリーランスになるまではそう思っておりました。

いまフリーランス兼主夫となって置かれている状況は真逆です。現在安定した収入もなければ、自由がきくようになって娘の送り迎えも自分が担当し、娘が風邪をひけば看病して… 前述した「べき論」に悩まされていた私からは想像できない状況です。しかし、それについて誰にも責められることもなければ軽蔑されることもない。誰かに押し付けられたわけでもない「べき論」に恐れていたのは私自身で、それを認めるのも私自身。固定概念などなく、自己認識は如何様にでも変えられるじゃないかと、このように感じております。まだまだ始まったばかりの兼業主夫ですが、繋がれていた鎖を取り払うように色々と新しいことを経験できればいいですね。

結局どうよ⁉︎ フリーランス⁉︎

どうでしょうね。まだフリーランスになって2ヶ月弱。家事育児については会社員時代と比べて、娘を保育園へ迎えに行き、晩御飯を作るぐらいしか追加されてないので、そんなに負担ではないように感じてます。

問題は仕事です。全くのコネなしでフリーランスをやっているので、案件がない=収入のない今がとても不安で仕方ありません。エージェントに登録したり、クラウドソーシングで売り込みしたり、ポートフォリオを作ってみたりと…やることはいっぱいありますが正直安定してはないです。はい。

自分のスキルを鑑みてネックとなることは、WEB系に弱いということ。これに尽きると思います。じゃあ、勉強すればいいじゃない。となるわけなんですが…まあコツコツと知識を深めております。
私の仕事観については、インプット10あってやっとアウトプット1できるという感覚なので、今は多くの知識技術を吸収していくことを心がけてます。

もう一つ感じることといえば孤独です。部屋のデスクから同じ風景を見ながら、ただひたすら無言でPCに向かっているという…これは想像を遥かに超えてきて寂しいもんですね。リズムが出来上がるまでは、筋トレを挟んだり、合間で散歩したりと試行錯誤をしている日々です。

これから、どうしていこうかね⁉︎

自分を売り込む営業行為については、販促支援をしていた経験があるので、自己プロデュースの意味を込めて施策してます。特にnoteでの投稿は、今までエキサイトブログやツイッターを好んでして続けていたことと、販促やブランディングの経験から、いかに「楽しみながら情報発信をしているか」ということに焦点を当てて始めている感覚があります。

もちろんちゃんとしたHPを作ること、実績を積み上げてアピールすること、ポートフォリオを充実することに尽きますが、今はまだ身体に染みていない「兼業主夫」のジョブに慣れることかな…とバランスの取り方を模索している今日この頃です。特に娘には「スーツ着てた父親がいつも家にいる」という、少し困惑している雰囲気も私は感じてますので、お互い無理せず慣らしていく期間として今を一生懸命生きております。

ところで、私は何ができるのか。

過去記事にも投稿した内容にも重なりますがグラフィックデザイナーとして、販促支援とブランディングに関するデザインを得意としております。特に取り扱った業界としては流通・ファッションが経験ありますが、得意不得意あれどあまり業界にこだわっているつもりはありません。自分の表現できる領域であれば制作ができるという、(半ば自分への「言い聞かせ」もあるでしょうが)そういうスタンスを心がけてお仕事に取り組みたいです。2023年6月時点ではありますが、直近では美容系の単発のお仕事が2件立て続けにあり、新たな業種でも実績をコツコツ積み上げておりますです。今後も新しい領域で活躍するために、クライアント様に対する理解、制作背景など深い部分から思考を巡らせ、答えのないデザインの世界で「最適解」が出せるように取り組むぞ。こんなところでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?