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初夢の日

クリスマス後の記事が抜けていました。つづきです。

とか言っても誰も読んでいないので指摘さえ無し!!

素子∶ウワッ、目の前に見えるあの巨大なものは何ですか?


鍵男∶ああ、僕達が向かう肝臓だよ。モノたちの命を守る化学工場、1キロ〜1.5キロもある人体最大の臓器さ。


中でも念子さんの肝臓は大きくてツヤツヤしていてキレイだろう?アト、100万年は元気だね。


米子∶グフッ、今の発言、トロロに聞かせたら卒倒するわ。憎まれっ子世に憚るって、

真実ね。


素子∶で、私たちはどうなるんですか?


鍵男∶それは肝臓さんと相談だよ。肝臓さんは全身の血流の糖分量をチェックしていてね、血中糖分が多かったら糖を蓄え不足時には血中に戻すんだ。


米子は鍵男の話を聞き、人体が総出で正しく生きようとする姿に感動し涙を流した。


素子∶米子さん、また感動してますね。確かにこれまでの話で血管に、余分な糖や脂肪が付くと動脈硬化症を起こし循環器疾患になるとの話でしたけど、体内の守りが万全なのは頼もしいです。ところで、

鍵男さんはなにをするモノですか?


そう言いつつ素子はアミノ酸の自分はどうなってしまうのかと不安な気持ちが芽生えていた。彼女は吹雪の中に一人、取り残されたような初夢の世界に引き込まれた。


つづく


肝臓ではブドウ糖からからグリコーゲンを合成し、貯えます。血液中のブドウ糖が不足すると、貯えておえておいたグリコーゲンを再びブドウ糖に変えて体内へ送り出し、血糖値を調整します。

大変貧乏しております。よろしかったらいくらか下さい。新しい物語の主人公を購入します。最後まで美味しく頂きます!!