今日は粉もんの日
登場モノ
古古古米米子:古古古米の妖精
味野素子:化学調味料の妖精
その他妖精
古古古米米子と味野素子が舞台袖に居る。
二人は新緑皐月のパン祭りの舞台を勤めているパン代とパン子を見ている。
素子:なんだか~、あの二人、調子に乗ってますねぇ、いい年こいちゃって、チアリーダーの真似なんかして。
見て見て見て、チョッパーさんまで、前席でよだれ垂らしてますよ。
最低~。
米子;新緑皐月のパン祭りか~、いいな~、依怙贔屓されている人たちは特別なステージ、用意されて。
米子なんかさぁ、毎日、毎日、モチモチよ、ホカホカよなんて爺どもに見せたくもない笑顔見せたって、
米子は日持ちが悪いし、ちょっと飽きたねなんて、ほざかれんのよ!!
なにさ、あんな二人はステージで転べ!!
素子:転べって、姑息ですねぇ~、その内、黒魔術でも始めるんですか?わっ~、怖い。
※米子、素子の足をぎゅっと踏んで、
米子:誰が、いつ、ステージでモデルが転べ、何て言いました?
素子さん、お耳がどうかしちゃったんじゃありません事?
素子:あああああああ!スイマセン、すべては素子の幻聴です。許してください。
米子:だでしょぅ?だって、米子のご先祖様は目から生まれたのよ。
一方、粉もんさんたちはお股のあっちの穴から生まれたんだもの、
違うんですよ!!勝負は初めからついて居るんですよ。
素子:そうですよねぇ、クラスが違うんだから、お話になりませんね。
ところで、初夏は大豆さんたちの、大豆にしてね祭りがあるそうですよ。
米子:ヘッ~、それも初耳、まぁ、あの子たちも枝豆だ、納豆だって、図に乗っているもんね。
でも大丈夫!!違うから。
素子:また、生まれですか?
米子:決まってんでしょ!!太古の昔から誰もが知っている事実ね。
あの人たちはお股のそっちの穴から生まれたんだから、これまた、びっくり仰天!!
色も似てるしね。
素子:今日の責任は全く私たちにはありませんよねぇ。
米子:史実ですもん。知らないほうがどうかしてんのよ。
まぁ、今日は粉もんの日だからこんなもんでどデスカイ?
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