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【サッカー】浦和レッズ 新潟戦(2023.9.2)感想

アウェイ新潟戦は残念ながら1-1の引き分けに終わりました。

前半の序盤はお互い探り合うような試合展開で、その後新潟が徐々にボールを保持するようになっていきました。1人で運べる大久保が負傷退場してしまったことで、みんなで崩そうという意識が働いたのか、全体的に圧力をかけようという雰囲気が出来た気がして、そんな中、ショルツのPKで先制することに成功しました。

後半は、大体新潟ペースで進み、途中からは防戦一方の展開となり、結局耐え切れずに失点してしまい、そのまま引き分けでゲーム終了となりました。

ここ数試合、リーグ戦に関してはカンテの一発だけで勝ってきており、そのカンテも毎試合決められるわけではないので、2列目のスタメン組や伊藤、交代選手に頑張ってほしいところでしたが駄目でしたね。
個人的には今日に関してはスコルジャ監督の采配ミスな気がして、後半、相手の攻撃を受ける時間が長くなったときに、もっと早く攻撃的な選手を入れて勝ちに行く姿勢を見せてほしかったです。
リーグ戦のここ2試合1-0で勝てたことで、リスクをかけて追加点を奪うより、1-0のまま行こうという気持ちもわかるのですが、試合内容が面白くないので、勝ちという結果がついてこないとやっぱり不満が出てしまいます。
浦和の体質なのかは分からないものの、昔から気付くとメンタル的に引いてしまう傾向があるように感じるので、選手交代など采配だけでは限界があるかもしれませんが、もっと攻撃的な姿勢を強引にでも出させてほしいです。

塩試合な上、大久保が負傷退場してしまい、興梠やショルツもダメージありな感じで、結果的にマイナス面が多かったような試合でしたが、カンテと小泉の予測する守備は良かったです。ボールの流れの先をよく読んで、何度かボールを奪うことに成功していて、すごく印象に残りました。

後は、完全に個人的な思い込みに近い印象論なんですが、伊藤が今回も代表に呼ばれたことで、明本が本気で日本代表を意識し始めたような気がします。一つ一つの動きの集中力が今までより少し増してる感じがして、ワンプレーの質にこだわってる雰囲気が伝わってきました。

シーズンを通しての疲労の蓄積とかもあり、コンディション的にも大変だとは思いますが、もうちょっと積極的な試合を見たいですし、もしも本気で優勝を狙いにいくなら、残りの試合でいかにビビらない戦いをするかが、大事になってくる気がします。チームの本心として現実的に3位ぐらいが目標なら、コツコツ守って手堅くいくだけでもいいと思いますが…。

とにもかくにも、勝てないにしろもうちょっとワクワクする試合が見たいです。そして、手堅い試合しかできないなら勝ってほしいです。

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