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【サッカー】浦和レッズ アウェイコンサドーレ札幌戦(2023.12.3)感想

アウェイ札幌戦は、2-0で浦和が勝ちを手に入れました。
小野伸二のラストマッチということで、注目を集めましたが、シーズン3位を目指すためにも浦和は負けられない試合となりました。

小野がスタメンということもあり、前半20分までは何となくお互い強度80%ぐらいな感じで戦ってる印象でした。浦和もいくつかチャンスを作ったものの、カンテが生かせず得点できません。前半のカンテは決定機で空振ったり、すべったりして、グラウンドの相性を差し引いても少し力んでるように見えました。
30分過ぎからやや札幌優勢で進み、オフサイドになったもののあわや失点という場面も。その後はお互いコーナーキックなどから少しチャンスを作るもののゴールを奪えずという感じで、スコアレスのまま前半が終わりました。

後半は、伊藤、エカニットに代えて、安居と中島が入ります。そして、いつ試合が動くかな〜なんて思いながら見ていたら、大久保の突破からハンドでPKを獲得し、いつも通りにショルツが冷静に決めて先制します。
そっから札幌の圧力が強まっていき、ヒヤッとする場面が少しずつ増えていきます。その流れの中で、ペナルティーエリア内で関根の足が相手に引っかかったような場面があり、一瞬PKか?と思いましたがノーファウルで、逆にその後、関根が倒されてファウルをもらいます。
あまりファウルの判断に基準に関しては詳しくないので何とも言えませんが、浦和が先制した場面の判定も含めると、札幌側にやや厳しい印象で、ミシャが怒るのも無理ないように思えました。
そんな状況で、若干相手の集中力が落ちた一瞬の隙をつき、中島が追加点を奪います。
その後、少し札幌もペースを上げますが、今日の浦和は圧力に屈せず、シャルクやリンセンを入れながら、しっかり前からプレッシャーをかけていきます。
アディショナルタイムは8分と長めでしたが、守備陣も集中を切らさずきっちり守り切り、2-0で勝利を収めることができました。
福岡と広島がこの段階で0-0だったため、「3位行けるか!」と、慌ててDAZNで福岡-広島戦に切り替えたところ、後半アディショナルタイムまで引き分けに抑えていた福岡が広島の攻勢に耐え切ることができず敗戦。
浦和相手にばっかり頑張る福岡に悪態をつきまくり、気持ちを落ち着かせました。

リーグ戦は1年を通しての結果なので、最終的に4位になってしまったのは、チームとしての実力なので仕方ないのですが、それにしても悔し過ぎる展開でした。
ただ、悪夢の11月の最後に勝ち、その良い流れを止めずに今日勝てたことはすごく良かったと思います。

今日は関根が個人的に頑張っていた印象です。前目のときよりも余裕を持ってボールを扱えているように見え、上がっていくときもいい感じで、守備も頑張っていたように感じました。攻撃的なポジションだとシュートをふかしてしまったり、ドリブルもわちゃわちゃ突っ込んでとられるギャンブル的なプレーが多かったりして、少し厳しいように思っていましたが、少し下がった位置ならまだまだやれそうな気がします。

残りはACLのアウェイハノイ戦、クラブワールドカップと残り試合も少なくなりましたが、最後まで試合観戦を楽しみたいです。

小野に関しては、当時の記憶なんで少し改変されてる部分もあると思いますが、デビュー当初からピッチに存在するだけでワクワクさせてくれると同時に、劣勢の時でも「小野なら何とかしてくれるんじゃないか」と思わせてくれる選手でした。
フェイエノールトへ行き、その後再び浦和に戻ってきたときは、長谷部と啓太のダブルボランチが伸び盛りの頃で、トップ下にはポンテが君臨しており、左もアレックスがいたりして、なかなか厳しい状況だったように思います(若干記憶があやふやですが)。ただ、やっぱり途中交代でもピッチに立つと、何かやってくれそうな雰囲気があり、想像もつかないようなプレーを見せてくれるんじゃないかと、ワクワクしながら観戦していたのを覚えています。
その後、浦和を離れてからは、移籍先を追うぐらいで、プレーを見る機会も無くなってしまいましたが、最後に20分だけでも見られて良かったです。とにもかくにもお疲れ様でした。

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