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5品目:お肉の女王

厚切りで金沢区20万人の人生を
ワクワク笑顔にしたいタイプの男
肉汁マスター イケタカです(^^)/

最近のご案内で
2周年記念コースのメニューを
紹介していますが、
メインディッシュ2品目が決まりました!

前菜とメインディッシュ
1品目については以下のリンクから
ご確認下さい。

前菜1品目:
https://note.com/nikujirucenter/n/n1ded4c28eb90

前菜2品目:
https://note.com/nikujirucenter/n/neb07985866cd

前菜3品目:
https://note.com/nikujirucenter/n/n2893ca0648b8

メインディッシュ1品目:
https://note.com/nikujirucenter/n/n88c23b096010

それでは、
メインディッシュ2品目を
発表いたします。

『本物のシャトーブリアン』

です。

シャトーブリアンとは、
細長い形状をした牛のヒレ肉
(テンダーロイン)のうち、
中央部の最も厚みがあり
肉質のよい中心部分のこと。

非常にやわらかく、
かつきめ細かい。

“究極の希少部位”

です。

その名の由来は、
19世紀初頭のフランスの
小説家であり政治家、
シャトーブリアン子爵が
よく食べていたことから。

彼は、1822年、
フランスの駐英大使として
ロンドンに在任していました。

その際、大使館付の料理人が
ある肉料理のレシピを考案。

シャトーブリアン子爵は
それを食べ、

「ふるえるぞハート!
 燃えつきるほどヒート!
 刻むぞ血液のビート!」

と言ったかどうかは
分かりませんがとにかく大絶賛。

大使館の晩餐会で
食べまくっていたことから
その名がついたという話です。

ここからはお肉の話。

実はヒレ肉という部位は
牛1頭から3%ほどしか取れません。

シャトーブリアンは、
ヒレ肉の中でも特に肉質の良い
真ん中の部分。

牛1頭から取れるのは400〜600g。

ヒレ肉の中でも特に厳選された
最高級の部位なんです。

希少過ぎて焼肉屋である私も
数えるほどしか食べたことが
ありません。

シャトーブリアンが
最高に美味しい理由は、
牛の身体のなかで
最も動かすことの少ない
筋肉の部位だからです。

筋肉は、よく動かせば動かすほど
強く固くなりますが、
あまり使っていない筋肉は
どんどんやわらかくなる。

ヒレは、通常、運動などで
ほとんど使わない部位。

なので、
やわらかな肉質になるんです。

シャトーブリアンは、
そのヒレのなかでも
最もやわらかい部分。

お箸でも切れるほどにやわらかい、
きめ細やかで繊細な肉質から
『お肉の女王』とも讃えられています。

(年老いて歯が抜けた女王陛下が
 歯茎だけでも噛めた肉質を、
 後年に美化したという説も)

また、ただやわらかいだけでなく、
脂肪が少ないという特徴も。

通常、やわらかい肉は、
霜降り肉のように赤身の間に
脂身が混じるものです。

ですが、シャトーブリアンは、
赤身肉ですが非常にやわらかく、
肉汁もたっぷり。

とても上品な味で
ワインとの相性も抜群です。

そんなシャトーブリアンですが、
あなたは“本物”を食べたことは
ありますか?

わざわざ“本物の”と伺ったのには
理由があります。

実は、偽物が出回っているからです。

ある大手焼肉チェーンの
シャトーブリアンは外国産で、
ヒレの中心以外もシャトーブリアンとして
提供しているとのこと。

シャトーブリアンの外側、
ヒレの端の部位は、
「テート」や「フィレミニョン」と
呼ばれます。

とはいえ、ヒレはヒレなので、
柔らかくそれなりに美味しいのは確か。

しかし、お客様は、違う部位を
シャトーブリアンだと思い
食べさせられているという事態。

これは、同じ焼肉屋として
許せない行為です。

そもそも、全国に
何百店舗もあるチェーンで
希少すぎる本物のシャトーブリアンを
安定して提供できるわけがありません。

食品偽装と呼ばれても仕方のない
悪質な商法だと思いますが
利益を追求するためには
仕方のないことなんでしょう。

ですが、当店で召し上がる際は
安心して下さい。

黒毛和牛、
本物のシャトーブリアンを
ご提供します。

チェーン店とは全くの別物。

大変きめ細かく柔らかで
肉汁が溢れる最高品質です。

ご自身だけでなく
大切な人に食べさせたい、
そう思える一品になるでしょう。

2周年記念コースの紹介は
まだまだ続きます。

お楽しみに!

ということで、
シャトーブリアンと
厚切りには人生を
極上にするパワーがある!

肉汁MAX!!!(謎)


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