自由と責任

私はいつも頭のどこかに後悔したくない、という思いがある。

それはあの人との事でもよく思う。伝えようかな、どうしようかな、と思ったら、『やって後悔するか、せずに後悔するか？』をいつも考える。

だから、私は行動に移したり、言葉を伝えたりしてきた。

全ては自分のエゴなのかもしれないけれど

私はどこに向かっているのだろう。どうにもならない事に時間やお金や労力を使っているのだろうか？

自分の能力を過大に伝えて、あの人にとって必要な存在だと知らしめたいだけなのだろうか？

自分の人生は自分で決める。

でも、そうする事によって、誰かが傷付いたり、悲しむ事があるのなら、自分の思いを優先させるのは間違っている。

自分と他者との折り合いをうまくつけられているのだろうか？

人はそんなに器用には生きられない。でも、行動には責任が伴う。言葉にも責任が伴う。

そう、自由とは責任を背負う事を条件に、与えられるもの。

自由と責任のバランスをうまくとりながら、器用に、颯爽と生きていきたい。

背筋を伸ばして、前を向いて、周りにいる人に敬意を払いながら生きたい。
そうして、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたい。