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自分軸

好きな人がいると、その人の事を考える。ふとした時にその人が頭に浮かんで、その人を思うと会いたくなるし、声も聞きたくなる。

ごく自然な感情。

そして触れたいと思う。それは、単なる性行為の欲望じゃなく、その人の肌にそっと触れたくなる、そんな単純な欲望。

会いたいと願っても、会えない。

だから、ただ頭の中で彼を想像するだけ。想像し、独りよがりな妄想をして、想いを消化する。

自分軸なんて言葉は、いつからあるのだろう?

あの人の存在が私の中に出来てから、私はたくさんの事を学んで、たくさんたくさん考えるようになった。

お陰で私は自分自身を見つめざるを得なかった。

自分がこれからどうしたいか、どうありたい、どこで誰と生きていきたいか?生きていく為には感情論では無く、誰といなければいけないか?

あの人は私との人生を横に並んでは歩かない。それは最初から知っていた。ただ、私の心に少し存在しているだけ。

自分をしっかりと持ち、責任を持ち、与えられている仕事に精進し、前を向くだけ。

周りに感謝の気持ちを持ちながら、謙虚に生きていこうと思っている。それが私の幸せに繋がっている。

誰といたいか?なんて、答えは分かっている。でも、それが無理だと言うのも分かっている。

ならば、自分一人で地に足をつけて歩いていくしかない。ごく当たり前なこと。

こんな風に考えるようになった自分は、悪くない。成長したと、素直に思える。

今日もまた、私は笑顔で過ごしていきたい。

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