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あやうく、自分はダメな人間だと思う所だった!!!

私は新しい部署に移動したばかりなのだが、
仕事が分からない、出来ない、ちんぷんかんぷん状態なのだ。

私の直属の上司は役職つきの方で、それはとてもとても、仕事が出来る方だ。

そんな上司は基本放置プレイ。
間違えば、針のように小言を浴びせてくる。
でもそれは私が出来ないから、仕方ない事だと思っていた。自分の能力のなさに毎日落ち込み、
日が経つごとに、自分に自信が無くなっていった。

だが、違ったのだ。私の能力以外に、その上司にも問題があることに気づいたのだ。

あぶない、あぶない!!!!!
あやうく自分はダメな人間だと思うところだった!!!!

私が何故こんな初歩的な事に気づけなかったのか?原因は2つある。

1つ目は、社会経験が浅いことだ。
社会経験が浅いがゆえに、社会ではこれが常識なのだと思ってしまっていた。

2つ目は、仕事ができる上司という事だ。
仕事ができる上司の言うことは、正しいと思っていた。しかし、仕事が出来る=全て正しいとは限らないのだ。

では何故、それに気付く事が出来たのか?
それは周りからの意見があったからだ

周りの人に相談すると、私の能力に対する助言より、上司に対する批判的な意見が多かった。

あれ??私の能力不足だけではないのか?

そう気づき、ここで初めて、我に返ることが出来たのだ。

この経験から得た事は、視野は広くという事だ。
視野が狭まっていると、それが全て正しく、常識で、正義に感じる。そして、その世界に自分でも気付かぬうちに、飲み込まれてしまう。

小さな世界に食べられないよう、常に視野は広く持つこと。そして、自分をしっかり持つことを大切にしていきたいと思った。

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